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静かなパソコンづくりへの挑戦3 (CASE FAN 解決編)

1999年のウェブページにタイムスリップ
当時書き起こしたウェブページは、既にブログ風でしたので、そのままの時系列で移植してみました。
詳しい説明は、ホームとなるページ をご覧ください。

ではここから下は、当時のままに・・・

静かなパソコンづくりへの挑戦3 (CASE FAN 解決編)

[1999.02.04]

静粛ファンを捜し求めてSANYO DC Petit Ace 25 12V 0.06A 20db仕様をInternet上でGetすることができた。
尚、秋葉原ではラジオデパート内にファンを専門に扱った店があるそうだ。>確か、あったと思う。

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SANYO DC Petit Ace 25 Model:109R0812L417でパッケージには1850r.p.mの回転数を示している。パッケージはSANYOのファンの流通でよく知られている(株)オウルテックのものであった。一応1年間の保証付であった。以下SANYO L ファンと記載する。

SANYO DC Petit Ace 25の場合、Model No.の下4桁のところのアルファベットでファンの能力が示されている。L,M,H,Sなどの種類がありLは能力が低く、MからHさらにSにいくほど能力が高くなる。言い換えれば回転数があがる。

電源につく排気ファンと内機循環ファンの両方をSANYO L ファンに換装してみた。

【ちなみに手持ちの電源部は】

電源は8千円未満のケースについてきたためコストパフォーマンスに優れたものがついている。230Wで5VSBが1AであることからACPI2.01対応と思われる。一応FreeWayの製品だ。上位機種にはファンコントロールができる機種(これだけで1万円ほどするから電源付ケースについているわけがない。)を知っているが、これはそのような機能のないタイプ。
もとついていたファンは
SUNONのKD1208PTB3-6 OCというモデル。静かだが(メーカーHPの情報では28db)大きな振動が多くケースにつけると振動がケース全体に伝わり騒音を発する。(どうも共振のようだからファンが悪いというわけではない。)

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電源は所狭しと部品が詰まっている。ひとつ気になるのが、ファンにステー一本で基盤がネジ付けされていることだ。基盤にぶれが起きて騒音を出すのではと、内心疑うのが手前に写っている基盤。しかし、電源部の部品配置の移動などはよほど悪くない限りしないほうが無難だ。この基盤もトランスの発熱を放熱させるため狭い電源でやむを得ず風流にあたる唯一残された場所として、ここに設置されていると考えられる。

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裏のグリルは理論上風きり音の少ない金網タイプで気に入っている。しかもファンから少し離れて設置できる金網が手元に転がっていたのでそちらに付け替えた。(以前シリコンハウス共立で入手)

結果は静か静か(^_^)

もちろん電源制御などは介していない。ファンの音かIBMのHDDの音かという感じで静かに回っている。回転は1750r.p.m.(Main Bord付属のUtilityで計測)排気量だが、わたしのマシンでは十分だ。前回、電源制御をして7.8Vで回していたときよりも遥かに多く排気されている。

ケース用ファンの消音化はこれで達成した。

しかし、まだ問題になるものが残っている。CPUファンとHDDクーリングファンだ。HDDクーリングファンは当初の計画に入っていなかったがこの際、これも機能した状態で静かにさせる方法を探すことにした。

前回記事へ[静かなパソコン作りへの] 挑戦 2 (FAN コントロール編)

次回へ続く[静かなパソコン作りへの] 挑戦 4 (HDD FAN 解決編)

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