過去のファイルを見返していると、私が1999年に公開していたウェブページのファイルバックアップを見つけました。;
もう20年近くもなるのですね。振り返れば早いものです。
自作PCがまだ全盛期のものです。
メインコンテンツとなる 『静かなパソコンづくりへの挑戦』 は、私がDIYで試行錯誤して解決していった様子を掲載しています。
なかでも静かなパソコンづくりへの挑戦1~5のコンテンツは力を入れて取り組んだものです。
元はCPUに推奨値以上の環境(オーバークロック)にして、PCの処理能力を上げるDIYが流行っていたところ、CPUをガンガン冷やさなければオーバーヒートしてしまうため、効率の良いCPUクーラーが世に出てくる時でした。それを私は標準のCPU環境(オーバークロックなし)で使用して廃熱の効率を上げたぶん、うるさかったファンの電圧を下げて逆に低速で回すことで静かにすることを実現したものでした。
その後、DIYでも静けさを求めるPCづくりが流行りだし、究極にはファンなしヒートシンクだけでPCを安定動作させたものも見受けられるようになりました。メーカー製PCも静けさを求めたものが徐々に増えていきました。
ある程度、この記事を公開したときは、流行りのオーバークロックの逆を行き、静かさを求めるといった記事はあまり見かけられず、先駆的に公開できたのを覚えています。
ですが、今見返すと、技術的に実験的で創世記のものだなぁ。と
今や温度監視とファンコントロール、CPUクロックコントロールなどの制御機能が当たり前にボードセットに備わっていますからね。そうした機能がない時代に、外から手動でコントロールしようとしたものですもの・・・だからDIYでその時の最良と思われるものを完成させることができる時代でした。
今のPCはそうした制御で静か。スマホもPCとしてみるなら、究極の無音そのものですものね。
メカ部分がなくなり、回路は集密化、中を開けてDIYする余地はなくなりました。
このような時代もあったものだとして再び掲載します。
当時書き起こしたウェブページは、下のようにトップページを中心に、各記事は掲載日単位のブログ風になっていましたので、そのままの時系列でこのブログに移植してみました。
- Webページタイトルはあったのですが、いまさら出すに出せないので、その部分は「1999年のWebページ」と改変しています。
- このページについても、リンクについてなど詳細に案内するページがありましたが、移植後はブログに準じるので省いてあります。
- リンク集はページ消滅等でリンク切れが大半のため取り外しております。
◆これより下が当時のWebページを移植再現したもの
1999年のWebページ
最終更新日 2000.04.26
このページについて
*分解や改造ページもあるので、参考にされる場合は自己の責任において行ってください。
Contents
- D.I.Y. Desktop PC : バランスの取れた静かなパソコンは難しい?
- 静かなパソコンづくりへの挑戦 参考ページリンク集
- 静かなパソコンづくりへの挑戦 8 (データの安全確保編)
- 静かなパソコンづくりへの挑戦 7 (K6-2/450熱対策編)
- 静かなパソコンづくりへの挑戦 6 (共振対策編)
予定していた共振対策は5までの結果により症状がなくなりましたので作成していません。 - 静かなパソコンづくりへの挑戦 5 (CPU FAN 解決編)
- 静かなパソコンづくりへの挑戦 4 (HDD FAN 解決編)
- 静かなパソコンづくりへの挑戦 3 (CASE FAN 解決編)
- 静かなパソコンづくりへの挑戦 2 (FAN コントロール編)
- 静かなパソコンづくりへの挑戦 1 (HDD 解決編)
- Mini Note PC : Toshiba Libretto SS 1010 を中心に
- 不確定も含めたノウハウ集 update
- マイクロドライブ使用のファーストインプレッションを追加。
- マイクロドライブ使用のファーストインプレッションを追加。
- モバイルコンピューティング体験記
- 不確定も含めたノウハウ集 update