換気扇も取り除き天井がフリーになりましたので、ダイノックシートを貼ることにしました。
天井幅は1180mm、奥行き1500mmですので、そのまま貼っても足りるサイズです。
一気に貼ることにしました。
ところが、大きな幅のシートはたるみが発生しやすく、貼り始めの位置決めが難しいと感じました。
垂直が出やすい両端だけを先に位置決めすると、中央部が弛んでしわになります。中央一点を貼って端へ貼り広げることでスタート地点を貼り進めることができました。それでも、スタート位置が決まるまでやり直しといった具合。
スタート位置が少し斜めでも幅に余裕があれば、あまり気にしませんが、余白が5cmほどしかないのでスタートで斜めになると最後に端の方が足りなくなります。
スタート位置がピシッと決まっても天井の作業は引力に逆らって貼ることになるので、余計に大変でした。
幅の広いシートでスタートの難しさを乗り切り、引力との戦いながら貼り進めていきました。
換気扇の穴を超えたあたりから、しわが酷くてなかなか収集が付かなかったのですが、それも何とか収めました。
次に点検口の穴を通り越したところで、完全に皴が戻せなくなりました。
このまま貼ってもしわだらけになるので、失敗です。
剥してこの有様です。
6000円ほど飛んでいきました
(サヨナラ)
DIYで作業代を浮かせているのでこれくらい大丈夫。それより原因と対策です。
・・・という意識になるまでショックで放置すること数日間が経過・・・
今まで綺麗に貼れていたのは何故か?
考え直しました。
そういえばシートの大きさは私が扱ったなかで最大級、今まで大きくても450mmx700mmとかそのような感じでした。
一つ目:大きくなると難しい。
穴を通り越したところでしわになる。
つまり、貼る相手がない穴でたわみが生じているようです。
二つ目:穴を通過した後も貼り続けることは難しい。
ならばと考えること結構な時間が経ち・・・チン!思いついたことは
解決方法:3分割にして10mmの重ね合わせをしながら1180mm510mmの実績のある大きさに小分けして、さらに穴を通しで貼るのを回避すると良いのでは?
小分けした物の、小さい方の穴である換気扇の穴越えが少しだけあり、やはりしわが寄りやすかったです。これは何とか伸ばしました。
大きな点検口の穴に差し掛かる部分は、穴の途中で1枚シートが終わる状態としました。
すると、穴のところで生じたたわみを修正する必要がなくなり、しわの発生もありませんでした。
やはり、大きな穴は途中で一旦カットして貼るほうが簡単なようです。
教訓:広い面積は無理せず、ある程度の大きさにカットしつつ貼る方が失敗しない。
まぁ、これはプロの方のシートの貼り方動画(youtube)を見ていると、多くの方がそれとなしに指南してくれています。
大阪マンション4号では、扉のシート貼りを多数行いましたが、一気に貼って切り抜く方法でなく、すべて框貼りにしたため、細い細切れのシートを貼ることで、難なく綺麗に仕上がりました。この時は、最初から指南のとおり行ったため問題ありませんでした。
シート貼りは、広く一気に貼るかより、できればある程度でカットしつつ、重ね貼りの継ぎ目のパターンが綺麗に見えるところを考えながらした方がよさそうです。
これで、天井のダイノックシート貼りクリアです\(^o^)/
そういえば、先日エレベーターの内装貼り替えがあり、それも仕様書をみるとダイノックシートだったのですが、天井はシート1枚で十分貼れる幅でしたが分割して貼ってありました。
ここでもプロも一気にすべてを貼っていないですね。
失敗してあらためて認識しました。
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浴室は熱の影響などではがれやすいからこれ必須
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天井に貼った白単色の水回り用抗菌シートです