DIYリフォームを進めると屋内水道を更新したり移設したりすることがあります。
その時は戸別に水道を止める止水栓という家ごとにある大元の栓を閉めたら良いわけですが、これが経年劣化で完全に止まらないことがあります。
今回も栓を閉じても完全に止まることなくチョロチョロと水が出てきます。
このマンションの止水栓は経年劣化が全般的に広まりつつあるようです。先日の管理組合会合で止水栓取り換え検討の意見がありました。
管理組合の対応を待っていてもいつになるやらで進みませんので何とかします。
作業開始
水が出ても良い場所を選択するとか、一時溜めるものやバイパスする方法、そして栓をする方法など考えます。
今回はユニットバスの壁にシートを貼るため障害となるシャワー水栓を外す必要があります。
風呂場ですので水が漏れても大丈夫です。あとは最低限の部品と道具を手元に用意しました。
- 水栓
- シールテープ
- 道具:レンチなど
シャワー水栓をを外しましたら、案の定、チョロチョロと水が出てきました。
画像で左ギリギリに見えるマイナスネジが、この水栓に付いているローカルな止水栓です。これを事前に閉めておくと作業途中の水漏れがしばらく防止できます。
大元の止水栓でこれ以上に止めることができません。出口部分に仮の栓をします。
この手の栓は一般に水栓プラグを使います。
1個100円もしない安価な樹脂製をチョイスしましたが、そのままでは大きくてシートを貼るときに邪魔になるため、壁から10~15mm程の出っ張りになるぐらいでカットしました。
カットしても中央が六角レンチに合う穴が残り、道具を使って回すことができます。ただ、これくらいなら手回しでも足ります。
画像にはありませんがシールテープをぐるぐる巻きにしまして、水道管の穴にくるくるとはめ込みました。
冷水管、温水管ともに栓の取り付け完了。これでシートを貼ることができます。
これまでのDIYリフォームでは、階下への水漏れがおきそうな場所でしてきたので、あらかじめバケツを置くか排水口までホースで繋ぐなどして何とか頑張って作業していましたが、ここは浴室内のため水漏れ対策は必要なく楽に作業ができました。
今回のDIYリフォームも案外、小さな作業があります。
Amazonで探してみました
これならカットせずともいい具合に栓ができそう
使用した樹脂製PCプラグ