八百万の森

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クロス屋さんから緊急電話~石膏壁と巾木のDIY補修へ(2023年締め)

作業中のクロス屋さんから緊急電話!

「カビ清掃された石膏ボードが奥に入ってしまい、ロールカーペットが留められない」というものでした。

見に行ってみると、石膏ボードの下部がふにゃふにゃで押し込むと凹む状態でした。

ロールカーペットをセットするときにキッカーという道具で壁側にカーペットを押し込んでクリップニードルの先に引っ掛ける作業があるのですが、既に石膏ボードが軟になっていてダメだったようです。

ここは何とかするので、とりあえずこのままで仕上げておいてということにしました。

さて、復旧できるのでしょうか?

クロス屋さんに委託した全作業は間もなく終わり、この部分だけは仮完成の状態となりました。

ここからは、DIYの開始です!

とりあえず完成しているロールカーペットから巾木にクロスまでの一部を剥がしました。

クロスはぶよぶよの部分より大きめに剥がして、再利用するため破らないよう慎重に剥がしました。

見えてきたボードのふにゃふにゃの部分を取り払うと、このようなカタチになりました。

たぶん、カビキラーのような液体が付着した跡があったので、自分が使う以前にカビキラーや湿気などで石膏が崩壊していたのだと思われます。そのせいか、ボードの下方のみでした。

この後は、四角形になるよう切り取りました。この方が貼り付ける石膏ボードも四角形にできるので加工しやすいですからね。

ここからはお得意の石膏ボード穴ふさぎ修理と同じですが、面積が大きいしボード下部で欠けた状態です。

単なる穴とは違います。

この穴に合わせてボードを切り出します。

ボードはタイガーの天井ボードです。

「僕はタイガー、しかも強くて丈夫です♪」ってなCMがありましたが、これの天井ボードが建材ショップで売っている一番小さな石膏ボードだったので、壁穴埋め用材として以前から持っている物です。

壁の石膏ボードに比べ少し厚みがあります。それは表面のビニル剥がしとパテで均してごまかしています。本来は同じ石膏ボードの方が作業性も良いと思います。

とりあえず、欠けた部分のかたちに合わせて切り出しました。

ちょこちょこ写っているカッターは石膏ボード切りに最適です。カッターですが鋸のように刃が付いているので、鋸のように切れて、カッターの刃のように薄いので、素早く切り口も綺麗な状態で切れます。

欠けた部分の上部は既存の石膏ボードに固定するため板(ファルカタ材)を木工用ボンドで貼りつけて、さらに皿ネジで圧着しました。

下部についてはパテで奥まらないよう裏当て部分を作りました。

後ろに見える少し茶けているのは、断熱用の発砲ウレタンです。そこにコンクリートボンドがところどころで石膏ボードの触れる位置に成形されている状態です。

これで石膏ボードを貼る準備が出来ました。

こうしてみると、マンションは石材に囲まれたなか、表面に何かを貼っているだけの空間なんだなぁと・・あらためて認識しました。

石膏ボードに木工用ボンドを塗って貼りつけてネジで圧着しました。

ペタッ、すっぽりはまった板。

あとは既存の石膏ボードとの隙間をホシュパテで埋めて均しました。

一回では段差が治まらなかったので、2回塗りしてやすりを掛けしました。

無事ボードの下地ができたので、温存していたクロスにクロス用のりを塗布して再度貼り付けました。

クロスは何もなかったかのように復旧しました。

さらに巾木にも巾木ボンド(ゴムボンド)を塗布して貼り付けます。

モール巾木用ボンドなど用意しまして・・・

貼りました。

どうでしょうか?

壁は少々蹴とばしても大丈夫になりました。

綺麗に復旧できたようです\(^o^)/

今回の作業で一番に注意したところは、新品のクロスやロールカーペットをなるべく折り曲げず、汚れが付着しないよう保つことでした。

折り目や汚れが少しでも入ると目立つでしょうからね。

2023年締め

このように、室内全般の壁クロスやカーペットが一新され綺麗になりました。一転して新築の香りがする状態となっています。DIY作業はまだまだ続く予定ですので、どんどん進めてUPしていけたらと思います。

当初簡単に済ませようと思ていましたが、気になるところがたくさん出てきました。これから今までにしたことのない新たなDIYも待っています。

  • 浴室のダイノックシート貼り
  • 浴槽交換
  • 床のリフォーム補修
  • やり残しの掃除
  • やり残しの塗装
  • その他装備品の修理交換

新たな入居者さん(未決定)が安心して過ごせる場づくりのために、2023年内にリフォームを終えるつもりでしたが、遅れ気味となっています。

家族や親の体調不良に自らの本業との兼ね合いとで、DIYが思うようにできない日々が続きました。こういう時のため、これからは機会あるごとに自分にあう業者探しも必要と思いました。

でも、基本はDIYでいきますよぉ~、では、よいお年をお迎えください。

Amazonで探してみました

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