前後逆になりましたが、クロス屋さんが来る前日に洗面化粧台を外しました。
今回の物件は洗面室が黒カビ天国だったこともあり、いったん洗面化粧台も外して、洗面台に隠れる面も綺麗にクロスを張り替えようと思います。
メーカーの洗面化粧台は概ね鏡のある化粧台部分と洗面ボールのある洗面台の2パーツで構成されているのが一般的です。
今回取り外すのはそのタイプです。
上部の化粧台から外す
化粧台はどこかにネジがあり壁に固定されています。
これは如何にも隠していますというカバーがありました。
固いヘラを差し込みこじり開けました
奥を覗くとネジの頭が見えました。
これがもう一か所ありました。最近の化粧台は4か所あるようです。
ネジを外すと、前に倒れ掛かってきました。
プラ製のためほとんどが鏡のガラスの重さです。一人で持てる重さですが、次の作業なドアがあるので2名でした方が良いでしょう。
外れた化粧台は、少し前方に移動させて後ろのコンセントから電源プラグを抜きます。
抜け止めのコンセントを使っていたので、少しくるっと回してからリリースしました。
化粧台部分が外れました。
洗面台の移動
下側の洗面台だけとなりました。
洗面台を移動させますが、これは少しだけ知恵の輪です。
水栓部品を壁側から外せば良いのですが、実はこの部屋区分の止水栓は少し故障していて完全に水を止めることができません。
できればこの洗面台下の正常な水栓を生かしながら作業を行いたいと思いました。
洗面台の下の水栓を閉じて、一応止水できているか確認しました。
「OK」
一滴も滴らない、これで安心して作業ができます。
水栓穴カバーを外しながら、その直上のフレキパイプを外し、排水パイプも外しました。
画像がボケてしまいましたが、これが加工前の写真です。
これで移動できれば良いですが、排水管のパイプが底面より出っ張っているため、引っ掛かるのでそのまま手前には引けません。
かといって上に持ち上げるにも、後ろの水栓が裏板にあたり持ち上がりません。
前へスライドさえできれば、水栓部分は裏へ抜け水栓は当たるものがなくなります。
その状態で少し上に持ち上げれば、排水パイプを越えて手前に移動できます。
考えるタイム・・・チン!
ならば、排水パイプの後ろ側の底板を切る!
これしかありません。
反則知恵の輪です。
「よっし!切って切って切りまくる。」
2mmぐらいの合板ですので、難しくありません。
簡単に切れてしまいます。
理想通り?切り取れました。
そして、切った部分にパイプが入るようにして洗面台を手前に引くと・・・
「よいしょっ、よいしょっ」
動きました。
さすが物理的に切るという行為を加えた反則知恵の輪です。
当たり前に移動しました\(^o^)/
裏を見ると、水栓もすっかり抜け出ています。
この状態で後ろ側を少し上げながら手前に引きました。
排水パイプを乗り越えて、手前にも移動ができるはずです。
順調、一人で持ち上げるのは後ろだけなら何とかできます。
後ろを上げた状態で後退したら・・・
「よいしょっ、よいしょっ」
↑重いので実際一人ではこうなります。
移動できましたぁ~。
それなりに汚れてますね。
これで、クロスの貼り替えもバッチリできて綺麗になることでしょう。
そして、洗面台もリフォームしますが後日とします。