八百万の森

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安全第一 吊り棚の強度解明と対策

大阪マンション5号の玄関のシューズボックスは上部が吊り棚です。下の棚との間に突っ張り棒がされてました。

これって意味があるのでしょうか。

空間が狭苦しいと思いながらくるくる回して外しにかかりました。

すると、緩み始めたところから、吊り棚がぐらつき始め、下がり始めました。

危ない!そういうことぉ~

これで支えていたのかとやっと気づきました。

体制を取り直し、吊り棚を支えながら緩めて降ろそうとしましたが、途中から両端の壁紙がつっかえて体重をかけてもびくともしない状態となり降ろすことができませんでした。

これは、壁紙で支えられている解いても過言でない吊り棚でした。

もう一度、突っ張り棒で支え直して、壁紙をおろしたい部分まで剥がすと、そこまでスルスルと下げることができました。

壁のネジ穴を点検すると、4つある穴すべてが石膏のみのスカスカ状態、ネジは60mmぐらい長さがあるけど、裏に支えになる木板などが無いので、完全に抜け落ちるのを60mmのマージンで支えているぐらいにしかなっていませんでした。

石膏ボードに直接木ネジをねじ込み固定されていました。

これで良いの?

たぶんダメでしょ。現実的に突っ張り棒が物語っています。

せめて石膏ボード用アンカーを付けてよ~と思うところ、アンカーの補充と、さらに天板にも2本分アンカーと木ネジを追加して合計6本で固定する準備をしました。

ネジはたくさんありますが、結局石膏ボード部分だけで良いので40mmで固定しました。60mmだと裏側にある別の部屋の壁の石膏ボードも達していました。

押さえたら部屋の壁が盛り出てきたので、そういうことでしょう。

アンカーはドライバーだけで石膏ボードにねじ込めるタイプにしました。

アンカーを取り付けたところ。

ネジだけで留まっていた部分は、そのネジ穴にアンカーをプラスドライバーでねじ込んでいくだけ。

すべてアンカーのセットが終わりました。

再び吊り棚をリフトアップしてネジ留めにかかりました。

上部のネジは、見えやすい位置にあるため連結ワッシャーでキャップができるようにしました。

連結ワッシャーとキャップは、大阪マンション3号のリフォームで必要になり入手しましたが、100個入りで入手したので、使い放題です。

連結ワッシャーをセット

連結カバーをパチンッとはめました。

これでそれなりになるのが良いですね。

ここはネジの頭を見せたくないが何とかなります。

しっかり固定されましたが、これだけでは心配です。元案だろう天板と横部分をびったり壁紙で支え、隙間埋めボンドでさらに固定する方針で固定します。

突っ張り棒も消えてすっきりしました。

ネジだけならアンカーをセットしたので少なく見積もって40kg以上、期待値的には60kg以上あるでしょう。さらに壁紙の支えが入るのでプラス安心・・というかこちらが主力という感じです。

靴を60kg以上、どう詰め込んでもムリでしょう。金の延べ棒でも隠されますとずり落ちてきてバレるかもしれません。

重いものを入れて、思いっきり体重をかけて、踏ん張り引っ張るぐらいしないと外れないぐらいにはしておきました。

これで、大阪マンション5号の作業も安全第一で進められます。

Amazonで探してみました

 石膏ボード用アンカーは何度かネジを付けたり外したりもできました

 4個入り見つけました