フロントフォークの分解メンテナンスから車体へのフォークを取り付ける前にしなくてはいけないことがあります。
周辺部品の塗装を簡易に行いました。
まずは錆も発生しているブリッジです。
錆をボンスターなどで均しました。
裏も同様に
そこに、錆転換塗料のサビキラーを塗りました。
最近の錆対策で自分の流行りです。
木工ボンドのようなサビチェンジャーや塗装のようにできるサビチェンジャースプレーも使っていますが、下塗りや見えないところ、ムラがあっても良いシルバー色で良い
ところは使いやすさが抜群です。
裏は刷毛の跡を残したままですが、表はボンスターで均しました。
そこにスプレー缶のホンダ ブラック色を吹き付けていきました。
薄く吹き付けると柚子肌になり、少し濃くなると泡立ちます。その塩梅が難しい塗装でした。
完成、少し泡跡。
気に入らなければ塗り直すが錆ているより良しで自己満足とする。
次に、フロントウインカーです。
内側が錆で、表面は一部に錆や塗装劣化がありましたので再塗装しました。ついでに先日の出かけ際に落下して塗装が剥がれたリアの左側ウインカーも塗装しました。
内側の錆は錆チェンジャーで塗ったままにしました。
一つ大穴の開いたウインカーがありますが、これは先人が修復できるようにしてありました。
この金具は3点の溶接で付いているはずの物ですが、外れて大穴が開いている状態です。
先人の修復方法を少しアレンジしてこのように納めてみました。
ワッシャーとネジで固めるです。
これが、なかなか溶接より良いのではと思うほどしっかり付きました。
3mmボルトとナットにワッシャーを穴が埋まるよう大小2枚です。
ボルトもブラック色にすべきでした。
モンキーのウインカーの欠点、雨の中使うとすぐにこの辺りが錆びてきて振動も相まって千切れるという現象らしいです。
それもこのような修復方法があれば怖いものなしな感じがします。
側もホンダ ブラック色で塗装をして完成。
次もあります。ヘッドランプの錆対策です。
縁のメッキ部分です。内側ですが錆が広がると面倒なのである程度落としました。
さらに錆チェンジャーを塗りました。
リフレクターの裏も、特に電球近くが錆びていました。
これも塗装して
さらにレンズのパッキンもボロボロでしたので交換しました。
そして、クリップもついでに錆チェンジャーで再塗装しました。
クリップを元に戻して、このような感じです。
部分的に錆を塗っているので、パッチワークができております。
そして前照灯も出来上がり
作業中の注意点は、一つだけ絶対にリフレクターに触るな!です。
埃一つないような綺麗なリフレクターは触るだけ傷が入り汚れが付きます。
触らないのに越したことはありません。
(既に汚れている場合は、この限りではありません)
これで腐食対策と塗装したいところは終わりです。
さて、これで本体へフォークを付けることができるのか?
結局モンキーも簡易ながらもレストアしています。
つづく。
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