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モンキーZ50Jのフロントフォークメンテナンス:フロントフォークを車体から外す(順序)

モンキーZ50Jz-Iのフロントフォークを基からあるものと新たに調達した中古とを比較するため車体から外したいと思います。

下準備

外見が綺麗なタンクに作業中の物が当たるのを防止するため、これらはあらかじめ外しておきました。

タンクを外すにはシートも外す必要がありました。

以上のタンク外しは5月29日のブログにUpしています。

それから色々あって、ようやくこの作業までたどり着きました。

フロントフォークを外し

とりあえずライトケース内の配線を外しました。

要所要所で撮っておくと取り付け時にもとの状態に戻せます。

配線は外すと穴をくぐらせて後ろ側へ抜くことが簡単になりました。

これでライトケースが外せました。

さらにタイヤ周りのケーブル類も外しました。

台にのせてフロントを浮かせました。

車体重量が板に集中するので、補強板の上に載せました。

フロントアクスルシャフトを外してタイヤ・ホイールを抜きました。

ブリッジ部分のボルトをゆるめていきます。

最初にトップブリッジの下側にある、くるくるハンドルのナットを緩めておきました。

緩めただけで外しません。

このようにすると、トップブリッジの他のナットも持ち手が付いて作業しやすくなると思ったからです。

それは正解だったようです。終始簡単に緩めて外すことができました。

次にフロントサスペンションを共締めしているボルトを外しました。

結構なトルクがかかっており、トルクを掛けれるレンチでも力が要りましたが無事緩みました。

センターナットは29mmでそのような大きさのソケットを持っていなかったので、大きめのモンキーレンチで緩めました。組み立て時にはトルク管理する必要があるのでソケットを用意する必要があると思いました。

トップブリッジとくるくるハンドル部分を外すことができました。

この二つのボルトは緩めてあるので、手で回してボルトを外しさらに分離できました。

トップブリッジのセンターの次に現れたのは引掛けボルトです。

これのために引掛けスパナも準備しましたよ。

叩く方法もあるらしいですが音出し禁止です。

このスパナで軽く簡単に外すことができました。

どうも、ここはベアリングボールを挟み込み滑走できるようにするのが目的のため、ガタがない程度に軽く締める部分だそうです。

なので固く締まっているわけでないので、叩いても近所迷惑にはならないほどのことだったかもしれません。

専用スパナだとリングに傷を付けないで済みますし、組み立てるときにも微妙な調整で締めることができますから、ある方が良いです。

何とか外し終えました。

フレームを挟み込むようにベアリングボールが上下にそれぞれ配置されているのですが、下の方はバラけないようホルダー付きでした。

上の方はバラバラになるタイプでしたが、落ちてしまうような場所ではなく、さらにグリースで半ば固定されて、ボールが散らばり何処へ行った?へなるようなことはありませんでした。

このあと外したフォークのインナーチューブも、先日中古で購入したフォーク同様に抜き取りました。

これで、インナーチューブの比較から続いてオーバーホール、交換作業ができます。

いよいよチューブピンの叩き出しです。

音が出るため、インナーチューブをもって出かけました。

つづく

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