八百万の森

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横型エンジン:クラッチボールの中心にあるバネとパイプの位置

モンキーのクラッチボールとカムプレートサイドスプリングの位置が逆だったことが発覚修正したばかりですが、さらに逆になっている部品を見つけました。

次は、偶然見ていたYoutubeの整備動画で知りました。

再び開けました。

ボルトを六角レンチ対応にしているので楽です。

最初に空けたときと同じ状態に組み戻したのに、中心にあるパイプ(オイルスルー)とオイルスルースプリングは逆でした。

ここは逆に嵌めるミスをしやすいとのことです。

(中心部にオイルスルーが見えず、逆になっているバネが見える状態)

このオイルスルーは、クランクシャフトへのオイル通路になっている部品とのことです。

確かに、クラッチ側のケースにはオイルラインがあり、ここにオイルが出てくるようになっていますが、クラッチボールあたりを潤滑するだけと思っていました。

そうではなく、そのままオイルスルーを抜け、クランクシャフトを潤滑するラインだったのです。

部品位置が逆ですとオイルがここで漏れて、クランクシャフトまで伝わりにくくなるでしょう。

幸い今のところ異常は感じません。

再び開けて、逆に嵌っているバネとオイルスルーの部品を取り出しました。

入れ替えるだけ。

入れ方はバネをオイルスルーの片方から入れます。バネはオイルスルーに半分ぐらい入ります。

その状態でバネの方をエンジン側にした状態でクラッチの中心部の穴に差し込みます。

これでオイルスルーが見える正常な状態となります。

クラッチボールは、再びグリスべた付で粘着させてカバーを閉じて完了です。

一応、ステップやら他の部品を付ける前にシフト操作の点検もしたところ、カシャカシャと1速、ニュートラルの往復ができて問題ありません。

いやぁ、大事に至らずで良かったです。

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