昨年から続いたキャブ周り調整と、今年3月1日ブログで前オーナーのメンテナンスによる部品の配置違いを修理、3月6日ブログのスプロケット交換、3月8日・4月3日ブログのエキゾースト関係メンテナンス。
以上の結果を一気に試すときとなりました。
では、エンジンスタート!
・・・
かからない。キャブレターにガソリン入れたまま概ね6か月ほど経過したからなぁ。
オイルも落ちて、圧縮も上がりにくくなっているようだ。
アクセルを少し開けて圧縮を上げやすいようにしてみる。
ぶるるるううぅ
もう少し。
ぶるん、ぶるるーるる、アクセル開けるとぶるるるるうる・・・
かかりました。
試しに走ってみます。
あっ、止まった。
ガソリンがダメになったかなぁ。
キャブレター内のガソリンを少し抜いて、クランキング。
もう一度、圧縮を上げるためアクセルを少し開けて・・ぶるるうるるうる。
ぶるんぶるんぶるるるるる。
これで発進。
前スプロケットを12Tから14Tにしたが、このバイクに丁度いい加速感。
12Tの時は、回転が上がりすぎてすぐにエンジンのリミットに達して、明らかに回し過ぎで乗っている感がありました。
14Tで走るとエンジンへの負荷も感じつつ、これでも、急にアクセルを開けると1速発進時に若干ウィリーします。
とりあえずスプロケット交換結果は当たりみたい。
1速、2速、3速、クラッチが離れてから、次につながるまでブランクがあり急につながる感じ。
5kmぐらい走ったところで、さっそくフラッシング代わりのオイルを抜いて交換しました。
クラッチの感覚については、再度クラッチ調整してみました。方法はロータリー式自動クラッチですのでカブと同じです。
そして、モノタロウオイルからホンダG4オイルに交換しました。
オイルで、ガッチャという感じがカチッと感じでギアチェンジができるようになり、調整でクラッチのタイムラグが、幾分いい感じとなりました。
昨年はダックスで来ましたが、今年は1年がかりで調整したモンキーです。
気持ちよく走ります。
カブより軽いので機敏で加速も良い。
スプロケット交換前は時速60km行くかどうかでしたが、それ以上行きます。30,40kmはエンジン音も快適で問題ありません。
暫くのあいだマフラー本体の耐熱塗装が焼ける臭いがしていました。
カブと同じようなエンジンを積んでいても排気音が異なります。
加速時はレーシーな音がしますが、そっとアクセルを開けていけば、花見に夢中になっている方々にバイクが近づいてもハイブリッドカーのように気づかれませんでした。
レーシーな音と静かにしたいときの選択ができるので、純正マフラーで良いと思いました。
小さなバイクですが気楽にギア車が楽しめます。
1年がかりの調整整備を終え、安心して走れるバイクになりました。あとはカスタマイズですかね。
1年間のメンテナンス内容
- キャブレター洗浄
- キャブレターセッティング(エアスクリューのOリングは不要のキャブだった)
- フロントウインカーを社外品からリアの純正品にスワップ(純正)
- 純正フロントウインカーのOリング交換(純正)
- リアウインカー接続部(デイトナ キャリアレスキット 75642)の錆処理再塗装
- スワップでなくなったリアウインカーを新品で調達設置(純正)
- リアサスを新品に交換(Amazonの荒巻→武川)
- フロントフェンダーを新品に交換(純正)
- リアペラフェンダー追加(Gクラフト)
- 燃料ホース交換
- チェーン洗浄・注油
- タイヤ交換(純正同品)
- ホイールベアリング交換
- ホイールディスタンス交換(純正)
- ホイール塗装(ソフト99ホイールカラー+ホルツクリア)
- フロントホイールボルト・ナットを新品に交換(純正)
- クラッチロータリー部分の修理
- キックペダルオイルシール交換(純正)
- チェーンスライダー追加(ミニモト)
- フロントスプロケット交換(12T→14T キタコ)
- マフラーとステー、エキゾーストカバー小のさび落とし再塗装
- エキゾーストカバー小のネジを新品に交換
- ステップバー錆対策・再塗装
- バッテリーステー錆対策・再塗装・クッションゴム追加
- エンジンマウントボルトトルク管理再確認・周辺塗装
- オイル交換数回、最終ホンダG4オイル(純正)
今回、同時期にダックスの修理調整に追われていましたので、モンキーの方は前半部分において息子が不具合感知と修理調整に携わり完成へと至っています。
ありがたいことです。
Amazonで探してみました
このモンキーの要になっている部品です