八百万の森

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モンキーZ50J:錆びたマフラーを耐熱塗装して今回のメンテナンス総仕上げ

3月8日ブログのつづきです。着したネジを外して分解できたマフラーを綺麗に仕上げます。

まず錆を取ります。いわゆるケレン作業です。

錆がボロボロ落ちてくるぐらいになっていますが、綺麗になるのでしょうか。

今回、札幌のマンションリフォームに使った時の電動用ワイヤーブラシが残っていたので、それを使って強力に剥がしていきます。

先日、安く買ってきたインパクトドライバーも使用お初です。

電動は早い。

偶に火花を散らしながらケレン完了。

どうせ錆びてくるので完全な錆取りはしていません。

大きな錆を取って、均した状態で錆転換を塗りました。

特にエンジン近くの錆が多いので、この辺りの黒錆び転換具合が大きいです。

この後全体的に簡易に錆転換剤を塗りました。

1日放置して、じっくり黒く錆び転換させたあとで、錆転換剤に含まれる樹脂は耐熱性がないのでパーツクリーナーを吹きかけ適当にウエスで拭き取りました。

黒錆びに転換された状態が残ります。

ここに、耐熱塗装を施しました。

エンジン近くのエキゾーストカバーは、20年以上前に乗っていたシビックのエキゾースト塗装に使っていたホルツの耐熱ブラックの残りを使いました。

これって、いつの間にかガレージ―にあったはずですが、畑に転がっていたので使えるのかどうか試そうと思い回収してきました。

結果使えました。

本体の方は、モノタロウの耐熱ブラック塗料を使いました。

3回塗装をして1週間放置しました。

回りに散乱しているのは、ネジ穴を養生するために詰め込んでいた紙。

ホルトのほうは、乾いても比較的柔らかめ(少し力をいれて握るなどすると跡が付く)で色が青系。

モノタロウの方は、常温乾燥でも比較的固く(普通荷物だけなら跡が付くこともなかった)て、色は赤系。

色味は黒でも並べて比較すると赤系か青系と分かるものです。

赤系は錆色が付いたのかと思う錯覚になります。

裏のステーも焼き付き防止の銅グリスを使って装備しました。

銅グリスは知らないと錆に見えてしまいすが、やはり焼き付きの防止にはなります。

あとあとの整備で楽になります。

カバーは小さいので、オーブンで180度30分の焼き入れをしました。

エキゾーストカバーはすべてホルツ、ステーは1回目モノタロウで外から見た時の色目を気にして2回目以降上塗りはホルツにしました。

何かお菓子でも出来上がるのかと思う作業。

焼き入れ後はカチコチの塗膜になりました。

苦労して取り外したエキゾーストカバーのネジは、新しいネジに取り替えて、焼き付き防止のグリスを入れながら固定しました。

本体は、排気熱で自然に焼くことにします。

美しいマフラーができました。

そうそう、何故かバッテリーケースも錆だらけだったので同じように錆転換後にこちらはカンペパピオのシリコンラッカースプレーのブラック色を塗装して、対候性のあるスポンジを貼っておきました。

隣りのウインカーリレーはハーネスがカツカツのため逆さ付けのため雨天不可仕様。

バッテリーを付けてカバーを装着。

マフラーを外すために一時的に取り外したサイドステップの取り付けついでに、リアブレキーアームの軸にグリスアップしたり、サイドステップも再塗装したりして完成しました。

以前よりピカピカとなったモンキー。

後は走ってみるだけです。