1982年のスーパーカブ SDX (瀬戸)は10月の事故で修理してとりあえず走れる状態にしましたが、サイドスタンドの復旧が後回しになっていたので付けることにしました。
サイドスタンドは壊れなかったので、前に付いていたものをそのまま付けようとしたところ・・
合いません!
取り付けの基台となるステップバーは、当時物の新品が入手できなかったので、年代の新しい指定代品純正にて修理した物です。
何が合わないかというと、ボルトの入れる方向が逆で、それだけならそのまま付ければ終わりですが、スプリングも場所が表裏反対なのです。
(古いスタンド)
- ボルトは表から、スプリングはスタンドの表面に取り付け
(新しいスタンド)
- ボルトは裏から、スプリングはスタンドの裏面に取り付け
仕方がありません、新しいサイドスタンド部品を中古で調達しました。
ボルト、ナット、スプリングは共通でしたので古いのを使いました。
丈夫さ優先で純正90cc用の程度の良さそうな中古品をチョイス。
脚部分が肉厚の鉄板だから削れにくいはず。重くはなるけどね。
下準備として、錆びが少ないものでしたので、部分的に錆転換塗装とホンダ純正ブラック色で上塗り塗装する程度にしました。
取り付けメモです。
- ボルトの太い軸にグリスを少々
- ステップバー側の軸受け周りにグリスをぬりぬり
- サイドスタンドを嵌める
- ボルトを裏から差し込みねじ込む(注1)
- ナットを締めこむ
- サイドスタンドを上げた状態でスプリングを嵌める(注2)
注1:結構なトルクで、ボルトの頭が薄いので、滑らないよう被せることができるソケットレンチを使う方が良かった。
注2:サイドスタンドを上げた状態のとき、スプリングの張りが一番小さく、最小の力で納めることができるため。
無事取り付けることができました。
これで、復旧完了です。
同時にサイドスタンドゴム付きになったので少し安全度UPです。