八百万の森

やおよろずのもり キャンプ☆DIY☆いろいろ

ホンダ ダックス ST50:エンジン、ガスケット固着で外せないシリンダーを何とかしてギアボックスから外す

さぁダックス ST50 のシリンダーを外すぞぉ~。

これまでもエンジンヘッドを外してもシリンダーまで外さなかったのはなぜでしょうか?

答え

固着して外せなかったから。

今回、その固着に対抗する道具を準備しました!

プライバー、俗にいうこじり棒。

こじるための専用道具があるのを初めて知りました。

バイク修理系のYouTubeを見ていたら、固まったエンジンヘッドを開けるのに使っていたのを思い出し、同じものを買ってみました。

長めの軸長470mmです。

では、使ってみます。

プライバーをシリンダーとギアボックスの間の深い溝部分(画像の赤丸付近)にあてがい、少しストロークした途端、隙間が空くのが分かりました。

しかし、手ごたえはまったくありません。

指一本で押しているぐらいで、まったく力はかかっていませんが開いたのです。

これはテコの応用が利いたのでしょう。滑ることなく目的とする場所にしっかり力がかかりスムーズでした。

少し開いたら、後は手で揺らしながら開けました。

ここまできたら、ゆっくりスライドさせていくだけです。

途中でピストンが落ちるので、途中からピストンにも指を添えてショックがかからないようにしました。

後で思いましたが、指を添えなくとも、ギアボックス側に布でもあてがっていたら良いみたいです。

こじった部分をみると、うまく力がかかったのか目立つような傷はついていませんでした。

良いですね、専用具というのは。

ゴムハンマーで思いっきり叩いたり、手力で顔を真っ赤にしながらシリンダーをひねっったり、引いてみたりしてもびくともしなかったのですが、わずかな力ですっと開きました。

無事ピストンシリンダーが外れましたので状態を観察しました。

リング付近にかなり汚れがありますが目立つ傷はありません。

ピストンの清掃とリング交換で治れば良いですね。

つづく。

amazonで探してみました

 今回使った道具