八百万の森

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ホンダ ダックス ST50:キャブレター調整

中古で入手したダックス(DAX/ST50)のキャブレターは、90年代カブのキャブレターが付いていました。

燃料コックの位置がマフラー裏に位置するので使いにくいのですが、エンジンとの相性が現状で最も良い感じ。

このキャブレターで調整してみようと思いメインジェットの番手を調べたところケイヒン 丸大の60番でした。

濃いので番手を落としたいところですが、それ以下の番手分は入手できず断念。

もう一つ、このダックスの純正に型が似ているアメリカンダックスに付いていたであろう中古キャブレターがあります。

このキャブレターで、これまでも試走してきたのですが、濃すぎてスムーズに走れません。

ジェットを確認すると、メインジェットは全ネジ小の72番。

これなら、サードパーティー製ですが60番まで入手できることを確認しました。

(あとで52番までKITACOブランドで用意されていることを確認しました)

72番から少し落とせば調子よくなるかもしれません。

早速、60番~72番のセットものを購入。

ちなみにこのキャブレターはスロージェットが圧入式でプライヤーなどで左右に回せば引き抜くことも可能ですが、新品が売られているのをみたことがないので更新できません。

メインジェットのみ更新可能です。

初のジェット番手調整に挑戦してみます。

72番でゴボゴボだったことから、いきなり60番にしてみました。

左)純正で元から付いていた72番/右)サードパーティー製60番

始動一発。

試走したところ全域にわたりスムーズです。

違和感ないふけ上がりです。

プラグのやけ具合は、白と薄く黒炭色。

・・・きつね色でなく薄い黒炭色というのが気になりますが・・・

ジェットの設定、焼け具合は良いのではないでしょうか。

速攻ジャストミートかも。

とりあえずこれで。

さらに息子にも乗ってもらい、後ろを付いていくと・・

気づきました。

0スタートからの加速初期で白煙を吐きます。

距離を伸ばしエンジンが暖まるにつれ、白煙の量は増す感じです。

最後は、いっきに負荷がかかるとエンストしました。

この症状は、オイルあがりでは?

暖まると症状が顕著になることから間違いない。

そのせいで、キャブレターを調整しても突然真っ黒になったり、カーボンがみが発生したというのも合点がいきます。

圧縮少なめなのもです。

ピストンリングあたりがダメかも。

ということでシリンダーブロックも外してピストンの点検決定

その後、この症状に慣れた私にドライバーチェンジして、いっきに負荷がかからないようゆっくりアクセル操作しながら帰ってきました。

つづく

楽天市場で探してみました

 メインジェット全ネジ 小 60番単品、他の番手もあり