前回の不具合から続いて、1982年式スーパーカブ SDX 6V車を12V化することにしました。
キットを使うと、比較的容易に12V化できるのですが、部品等少しこだわり、あえてハーネスから自分で作ることにしました。
そういえば1982年式SDXは通称 赤カブといわれるバリエーションがあるのですね。私のはメタな青色でシャトルブルーメタリック PB121M らしいです。
ハーネス配線図
まずは作業過程で間違わないよう配線図を作りました。
点線枠内が作製するハーネス部分です。
ハーネスを自宅でゆっくり作成し、バイクにはポン付けすることができます。また元に戻すのも容易になります。
レッツDIY!
楽しい部品集め
- レギュレーター(レギュレートレクチャーファイヤー):ホンダ純正 SH534A-12 武川などサードパーティー製もあるがレギュレート後の電圧など細かな仕様が確認しきれず、不具合情報がほとんどない純正にすることとしました。1995年式に使われているのと同じ中古品を選択。(取付場所が狭いというのも、小さめの純正にしたポイント)
- 12Vバッテリー:AZ AT4L-BS(ユアサ YT4L-BS 同サイズ品)
- バッテリーケース:ホンダ純正品番50380-GK4-631 別の年代のカブ部品流用
- ボルトフランジ:ホンダ純正品番90111-147-000 バッテリーケース固定用 2本
- バッテリークッション:ホンダ純正品50383-GK4-630
- 12V電球:別に記載
- 配線:後のメンテでわからなくならないようメーカーの色にあわせて調達(白色だけ在庫がなかったので黒に赤ストライプ色で代用)
- 配線チューブ:エーモン 5φ 2m 1115
- 結束テープ:エーモン 2958
- シリコンオイル:これがあるとチューブに配線を通すときが容易になります
- 3Pカプラー:エーモン 1123
- 4Pカプラー:エーモン 1124
- ウインカーリレースイッチ:モノタロウ 10W×2+3.4W
- 12Vホーン:デイトナ 96223
- 12Vエレクトロブザー(ウインカーの音):ホンダ純正品38401-187-701が中古のレギュレーターに付いてきました
バッテリーの固定は純正部品を使うと便利です。
ケースを6V用の金具からこの樹脂製ケースに交換すると容易にバッテリーを収めることができるでしょう。
底部のスポンジと専用の取付ボルトフランジを忘れずに!
12V電球(ストップランプを除く)
- 前照灯:レイブリック(スタンレー)12V25/25W NO66
- ポジション球:マツシマ 1P7113YE G10 12V3.4W(パーツリスト指定は12V5W)
- メーター照明:HOPE M-5538 T10 12V1.7W(KOITO 1859 同等)2個
- メーター内パイロットランプ:HOPE M-5536 T10 12V3.4W(KOITO 1581 同等)3個
- ウインカー球:KOITO 3441 G18 12V10W
- ストップ・ナンバー球(LED):マツシマ L8184RDK
当面電球で過ごすところはカブ2台分の予備を含め大人買い(*^^)v
電気屋さんになった気分
比較的長時間使うブレーキランプは、マツシマのお手製LEDランプです。
信号待ちなどでバッテリー容量を気にせずブレーキをかけたままにできます。
古さにこだわってLEDでもナンバー照明LEDは電球色をチョイス。
ナンバー照明LEDの向きが車両ごとに違いますので現車の状態を確認しながら購入する必要があります。
材料は揃った。つぎは作製だ!
amazonで探してみました
今回の回路互換のはず、放熱性良いがその分大きのでどう納めるか?で純正にした
価格そこそこで定評のAZシールドバッテリー
バッテリーを収めるのに使うケース
バッテリーケースをこのフランジ付きのネジ2本で固定
単なるスポンジですが、純正という言葉に弱い(^^;
メッキが美しいホーンです・・・ただし、カブはカウルで隠れます
楽天でさがしてみました
マツシマのお手製LED ストップ・標識照明
楽に済ませるなら主要な部品が揃ったセットもの