親子ドアは前回ブログの親ドアに引き続き子ドアの修理にかかります。
子ドアの方は状態がひどく、小口の化粧板がなくなり、荒削りの板がむき出しでした。
今回の修理方法
- 凹はパテで埋めて平たんにする
- ガラス枠は塗装で処理する
- 全体的にシートで補修する
まずはパテ埋めからです。
酷い小口の荒れた部分全体にパテを盛って平坦にやすり掛け、乾いてもまだ凹があるところはさらにパテ盛りをと2回繰り返し、ほぼ平坦になりました。
セメンダインの木工パテAを使用しました。
ガラス枠も2回塗り以上でカンペパピオのアレス アーチホワイト色で塗装してありました。
上品な艶消し、マッドな白色が良いです。
そこにダイノックシート WG-1046 を貼っていきます。
ダイノックシートは専用のプライマーをシートの端部分になるところだけに剥がれ防止に塗っています。
これも框風に貼りますので、まずは中央部付近から木目を横にして貼ります。
他のところもどんどん貼っていきます。
この辺はあらかじめ必要寸法よりプラス1cmもあれば調整できます。
このドアの場合、シートをまっすぐカットしておけばれば、片辺はピタッと合います。
これで対向する辺は1cmの余分がでますが、カッターでカットして合わせます。
力ずくで切らなくともカッターの刃先を鋭利にしておけば、スパッと切れるのがこのシートの良さです。
このドアのシート貼り最大の難関
折り曲げが多い部分です。
少しずつ形に合わせて皴のまま気泡が残らないよう手で引っ張ったりスキームで押さえたりしながら貼り合わせていきます。
直線的なところはこれだけで綺麗に晴れるから良いです。曲線はドライヤーで温めるとすぐにその形にできますね。
金具が付く部分も切り取り出来てきました。
散らかっておりますが、左の方にダイノックシート専用のプライマーの小さなボトルがあります。
端になる3~5cmだけを塗っているので、これでキッチン扉のときは表裏足りました。
今回2本目です。
といっている合間に出来上がり
なかなかいい感じに出来ました。
引っ張ったり、押さえたりで、少々力がいるときもあり大変さもありますが、できあがるとそれなりに綺麗に仕上がるので毎回感動します。
これでドア筐体の修理ができました。
あとは金具を付けて設置です。つづく
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