とうとう廃線へ向けてラストランが突然やってきた。
札沼線の北海道医療大学駅 - 新十津川駅間が4月17日にすべて運航休止した。
廃止予定は5月7日、当初の定期運航中止は5月6日でしたが4月24日に繰り上げられ、沿線住民向けさよなら列車である臨時運行が4月27日予定となっていた。
しかし、鉄道ファンが押し寄せて新型コロナウイルス (SARS-CoV-2) の感染防止にならないと、ネット上で意見が続出、それにより見直しが図られたのか4月16日に突然4月17日の運行を休止する発表がされた。
石狩平野の北側山沿いを走る札沼線、同じく石狩平野は函館本線が旭川まで伸びている。同じ平野に北側と南側の二つの路線、北の山側は住宅が少な目だ。
こうした事情から、乗客も少ない。
札幌が東京のように繁栄したら絶対必要になる路線だが、そんな夢みたいな話はない。
このような認識で哀愁漂う1枚。
森の中の無人駅、豊ケ岡駅 2019年5月3日撮影
これを撮っている時は、まさか新型コロナウイルス感染防止を見据えるかたちで翻弄しながら予定より早くその姿を消すことになるなんて夢にも思っていなかった。
良い被写体だったのだけど。残念!
同じ場所で別方向から撮影
雪も残る5月の風景でした。
この場所も次第に笹に覆われ木々が生え森に戻ることでしょう。
思い出:
- 札幌宅から車で息子と何度か撮影しに行きました。
- 景色と列車、自然の中の人工物、のんびり癒されました。
- 撮影地近くは、つくしが群生し圧倒的な風景だったのも思い出しました。
(つくし、、これは将来も続くでしょう)
佃煮にしたら嫌になりそうなぐらいありそう、でもここは他人の敷地内だからダメ(;^ω^)