(今回は汚い部分と綺麗になった部分が掲載されていますのでご留意ください)
魔法のランプを磨くと願いをかなえてくれる魔人が現るでないが、中古物件でも磨くと新品に近い状態にできて見た目の価値が上がる。
- 金属=蛇口など
- 陶器=便器など
ほかに、水回りは清潔に使いたい部分というのが大半だから、綺麗なだけで価値あり
これらが、いつも中古物件を入手して清掃し始めるところ、清掃で綺麗にならない場合は取り替えるスタンスを取っています。
中古だなぁと妥協して使うことなく、フルリフォームに近い状態を得て満足する作戦です。
さらに、動く部分はいかにスムーズに動くか?へ続きます。
今回は、その最初の清掃としてエアコンを優先しました。
これは、これからの作業で快適に過ごしながら行いたかったのと、エアコンの価値を見極めるためでした。古いエアコンで、多少でも壊れていたら取り替えたいと思うような物です。
でも、完璧動作なら付いているから壊れるまで使おうかと思うのではないでしょうか。
4Kwのエアコンなら自分で付けても6万円強、しかも重量級!このまま使ってほしい。
ということで前回ブログで取り上げたとおりです。
本来は、清掃でファーストはトイレの便器です。これで家全体の使われ方が判るような気がします。
出ていく直前は、清掃しない状態が続いていたようです。しかし、全体の汚れ具合と、分解清掃しようとして使用上問題ないところの破損した跡がありました。かつては綺麗に清掃することもあったようです。やはり、家のDIYで手を加えているが中途半端というところの縮図が現れていました。
便器部分は、水たまりの封水部分底に黒ずみ、隠れたところに少し黒い苔があったので、サンポール作戦としました。
サンポールでも汚れが激しいと大量に必要になります。今回も大きい方の容器で3分の2は使い果たしました。
!!!酸性とアルカリ性の両方の洗剤を使います。同じ部分に使うときは必ず一度洗い流すか完全に拭き取るなどして中性に戻した状態で使い、換気にも気を付ける必要があります。
あと、尿石にもサンポールを使って擦り、少しずつ落ちますので何度も繰り返します。
私は最後は水で洗ったのち、自分の爪を使ってこそぎ取ります。
サンポールが効いていると固着した汚れも剥げやすくなっているので、爪のような物理的なもので汚れの端をつついてやると面白いほどに剥げ落ちていきます。
それでも、すこしだけ薄く陰った部分がありました。100均の部分みがき(やすり状のもの)を使って擦ってみましたが変わらず、素手で触ってみたところ、しつこい尿石などの汚れにみられる凹凸がないので工場出荷時からの品質かと思うことにしました。
大部分は、トイレクイックルで拭きまくり。詰め替えを大半使い果たしました。
何度かサンポールをかけて、しばらくして擦り、落ちなければ繰り返す。それで徐々に真っ白になって輝き、映り込み始めます。
他に落ちない石灰質になっている黄ばみもサンポールを取りレットペーパーなどに付けて擦ると落ちていきます。トイレットペーパーはそのまま便器内へ捨てればOKです。
金属やメッキ部分は、マジックリン ピカッと輝くシートを使います。少々の酸化なら取れて驚くほどにピカピカに輝きます。
外見がピカピカになったら、中です。どこ、タンクの中です。タンクの上の蓋を開けて覗くと、真っ黒カビだらけ!
このままほっておくと、便器の裏の黒カビを取ってもすぐに黒カビに占領されます。ひどいものは途中水路を黒カビでふさがれることもありました。
これは、カビキラー、水洗い、カビキラー、水洗いの2周でOKでした。
内外ともにきれいになって、除菌もされてあるであろう便器は、準備完了となりました。
↓ 頬ですりすりできそうに仕上がりました。
こうすることで、床、壁クロスの張替えを業者に頼むことになりますが、丁寧にしてくれるようになります。だってですね狭いところ便器にあたりながら作業をしても汚れないですからね。