八百万の森

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BOSE 101MM と 101IT ほか聴き比べ

久しぶりにオーディオです。ショップの天井付近でさりげなくBGMを流していることが多い BOSE 101MM をオークションで入手しました。

1982年発売開始、USAでは2001年販売中止、2010年頃製造中止、最後まで残った日本向けもこの頃販売終了になったようです。

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今改修中の区分マンションに使わなくなったUSENのスピーカー配線が壁内配線済ですので、これを流用、カッコつけてスピーカーを常設しようと、BOSE似の他社製スピーカーを入手して視聴してみたのです。

しかし、ラジカセみたいな音(レンジが狭い)でしたので、カフェのようなBGMを聴ける家にしようと思っていたので一時断念しました。(他のBOSE似スピーカーはレンジ広くなっているのを見かけますので、チョイスしたものが偶々だったと思われます)

そこで、やはり本家101しかない(外れることないはず)と思い入手しました。

他に、長年 BOSE 101IT というイタリアンなデザインをもったBOSEスピーカーを使っているので、それの先代というべき 101MM の音と比べてみることにしました。

発売日順にすると、1982年発売開始の101MM 、101ITは1988年 です。

101MMの小さなスピーカーユニットと箱から、BOSEらしい元気な音が出てきました。ITと比べると低音域への伸びがないです。そして高音域の艶やかさもなくなります。

比較してですので、ダメということはないです。小さい割にはレンジ感もあり、小気味良いポップな音がします。音のエッセンス部分を聞き取りやすく流してくれる感じです。

他に、今の主力3種類のスピーカーが並んでいますが、これらに切り替えるとレンジ感がぱぁっと広がり、音の一つ一つが繊細に聞こえるようになります。

当たり前ですがねぇ~。

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やはり101MMは、音の良いBGMスピーカーとして最適と思います。

ITの方は、店でBGMを鳴らすために付けると、音が主調しすぎてうるさいかもです。これは個人用にステレオを気軽に楽しみたいという用途で良いと思います。省スペースでもそれなりのレンジ感でバランスよく鳴らしてくれます。

参考に101シリーズ用イコライザスイッチを備えるアンプの BOSE 1705Ⅱ は パワーICに TDA7294 を使用しているのですが、イコライザ回路が味噌なのですね。101の周波数特性を改善、その傾向は低音域を補足できるとのことで、普通のアンプに繋いでいる時も小音量なら、ラウドネス、または 低音の音質ボリウムを少し上げるなどするのもレンジ的な音質向上という意味では良いかもしれません。

ということで、BOSE 101MMを改修中の区分マンションのミュージックシステムに採用決定!

カフェのような気分にさせてくれるだろうか?こうご期待!

2020/06/28追記

低音の出が悪かったのは、経年でエッジが硬化していたかもしれません。

 

つづきは2020/6/28のブログをご覧ください。