美瑛の畑は、麦やジャガイモ畑、これらは一見して畑と分かりますが・・・
牧草畑は、生え始めの草むらだったり、綺麗に整うと芝生のようにみえたり。
それでも畑です。
時には荒れた草村のような畑もあります。
なんだかだった広い草が生えているというところも、畑だったり、しばらく休んでいるだけの畑かもしれません。
そういうところでも、外から入り込むと、そこになかった菌を入れてしまい、畑のバランスを崩してしまうかもしれません。
ということで、以前荒れ地だろうと横切ったところ、「畑だ!入ったらダメ!」と言われたことがあります。(/ω\)
美瑛でないところに住み、牧草畑でなく、普段はキャベツや玉ねぎ畑を見ているものには、前述のように一見雑草の生えた荒れ地じゃないかと認識するところが、畑だったりします。
荒れ地のようでも全体を見て区画になっているようなところは入らないことです。
ということで、ここ最近、美瑛の丘にしゃれた看板があることに気づきました。
単に「立ち入り禁止」と書いた看板とは異なります。少し気になっていたものです・・・
ことし5月のこと、クラウドファンディングで、「ブラウマンの空庭。」というプロジェクト をみつけました。 看板をたてることで、美瑛に来る人に畑への迷惑行為にあえて直球で注意せず、間接的に喚起につなげるというものだそうです。
プロジェクトに記載されていることを引用しながら要約すると、支援金を活用し、ブラウマン(美瑛を耕す人々のことだそうです)たちの農地に看板や柵を順次設置、力を合わせて「農業」の楽しさ、素晴らしさ、かっこよさを伝えていき、美瑛の農家が自らの力でブランディングを行ない、様々な取り組みを展開していく予定とのこと。
ということで賛同してささやかながら奉仕させていただいた私のもとにお返しが届きました。今後の活躍に期待するところです。
130年前まで原生林だった美瑛、以降開墾されて今に至っているそうだが、私はそのうち延べ三十数年しか見ていませんが、土地の起伏はそう変わらないものの、そこにある作物は変わっていき、パッチワークは来るたび変化し同じような風景にならないがゆえに何度も行かざるを得ないわけです。美瑛の丘、また行くことになるでしょう。