2月に家内が札幌の部屋を使用した際、昨年秋に設置したユニットバス壁の補修パネルがはがれ水が入ったと連絡がありました。→関連ブログ記事
バスタブに隣接する広いパネルですが、何度か位置合わせで両面テープをそのまま貼ったり剥がしたりを繰り返し粘着力が落ちているのを知りながら、コーキング本願で取り付けてしまっているパネルでした。
今回はがれかけのパネルを剥がしてみると、簡単に剥がれました。
コーキングは、ほとんど粘着力が無いようにするりと剥がれました。特にアクリルパネルの方にはほとんど粘着ありません。
こんなはずでは・・・
時間をかけてゴム状になる汎用のコーキングでしたので、種類を変えることにしました。より高価なコニシボンド製のバスコーキングを試しアクリルパネルに盛ってみました。
翌日固まったバスコーキングの除去を試してみると結構な粘着力です。これまでのは、するっと剥がれたのに、バスコーキングは剥がすのも一苦労です。さすがは専用コーキング。これなら大丈夫、想定の粘着力です。
ちなみに、横に見えている両面テープが以前貼ったものです。このような2cm角ほどの物を何か所に貼って仮固定のようにしていました。しかも、何度か貼ったり剥がしたりしたパネルでしたので、粘着力も失われていました。
両面テープは、前回と変わらずニトムズのはがせる強力固定用です。
はがせるといっても、普段は強力に接着しています。剥がしやすいとかではなく、剥がしたときに跡が残りにくいです。
今回は両面テープの量をケチらず、できる限り増やしました。
これでいけるだろう。
他のパネルは小さな両面テープではありますが、貼ったり剥がしたりせず一発で貼っていったのもあってか、しっかり固定されています。もし、剥がれたら今回のようにボンドも変えてしっかり貼りなせばよいだけです。
翌日、張り直したパネルに振動を与えてみましたが剥がれる気配は全くなく、その後お湯がかかったりしながら数日使用していますが、まったく問題なく綺麗な状態で貼りついていました。完成!
これは、1980年頃に私が団地に住んでいた時のバス補修業者が良くやっていた工法をまねただけです。その頃は両面テープの基台がスポンジで朽ちたり、粘着物が経年劣化しやすかったりして、剥がれたというのをよく見聞きしました。今回は現代の両面テープとコーキング材でチャレンジしたものです。いつまでもつか見ものです。