ここ数年いく動物園は、行ってみて良かったと思うことばかりです。さて、今回は札幌市円山動物園です。平成最後のゴールデンウィーク真っただ中の日、地下鉄円山公園を下りるや人がいっぱいでした。
動物園に向かう道へも人が流れています。ただ、北海道は広い、脇道は森の木道、さらに小川沿いの登山道の一部と3択ができます。もちろん後者ほど人はなく、なんと自然の小動物に出会えました。
シマリスは、落ち葉の下をあさったり餌を探しているようです。時折、シマリスのテリトリーにシジュウカラがくると、シマリスが追い払いに来る。追い払ったら再び餌探しのようなを繰り返ししていました。
動物園に入る前に、動物が見えたじゃないかと、少し満足しながら到着、券売所をみると100mぐらいの列。20分ほど並びました。次から購入するのはいやですから400円高い年パスにしました(*^^)v
よく見ると面白いやかわいいやつがたくさんいるとのことですが、今回はあらかじめ聞いていたホッキョクグマを一番に見に行きました。
ララ(24歳)とリラ(4歳:ホッキョクグマの世界ではおとな)の親子で2頭いるのですが、上の展示舎にいた1頭はララで、いわゆるシロクマのはずが、緑色のクマでした。どうも芝生にいるせいか色が移ったみたいです。1月に左足の歩き方の異常があり、それ以降別の展示舎に居るそうです。その後の療養で改善したとのことです。(私もこの冬、左足不調に至り養生していた経緯から同情します・・・クマのララに)
大阪市立天王寺動物園のホッキョクグマもボールをもって何度も同じ行動の繰り返し動作をしていて面白いですが、円山公園のホッキョクグマも同じような行動を繰り返しして遊んでいました。
が・・・
突然、プールからポリ容器状のものをもって上がり、最上段に乗せました。これだけで見物客からは拍手です。
さらにそれをプールの方へ突き飛ばしました。また歓声!
それに気をよくしたのか、ポリ容器状のものを、今度は咥えて陸に上げてきました。
ここでファイティングポーズ!次は何をするのか?
左手でひと蹴り。
カランコロンガランと、堀の下へ飛んでいきました。
見学者からは、「ワァーオ」と大きな歓声でした。
堀の下へかけていき蹴りながら、加えながら持って上がってきました。
そして再び最上段に。。。なんだかゴルフの素振りでもするかのような、体を振り込状に揺さぶる動作をしはじめました。
そして次の瞬間、ポリ容器状のものを堀の下へ振り飛ばしたのです。
本当に素振りだったとは・・・さらに豪快に堀の下へと飛んでいきました。
さらに大きな歓声が起こりました。
自分で堀の下からポリ容器状のものを最上段にもってあがると、再度ポーズを決めたようにみえました。
まるで、ライブ会場が盛り上がったあとの英雄のようでした。
次に何をするのか・・・
それを抱えてあくびをし始め、枕にして眠り始めました。
ホッキョクグマのリラって大物?リアルに大物なんだよ。エンターテーナーだよ、認めるよ。
凄く楽しめました。
他もいっぱい見どころがあるようでした。でも今回はホッキョクグマにくぎ付けでした。
年パス買ってよかった。次も来よう!