同じマンションの一室と離れた一室をLANでつなぎたい。
共有部分にコードを伸ばすわけには行けないので、アクセスポイント間通信(WDSとかLAN間接続)で実施することに、すでに1年ほどテスト運用して実用化したのでログします
条件的には安価に構成できて、遅くてても安定してつながってほしい
(詳細な条件は下のほうに)
今回はいきなり無線LAN装置と外部アンテナをつなぐアンテナ延長コードの記事だけUPします
このシステムの構築を始めた1年ほど前に材料集めをしたのですが、つながるかどうか確実でない机上の空論だったため、実験的に安いコードを調達しました。
無線LAN本体がバファロー エアステーション WHR-HP-GN を使用しているので、「無線LAN Wi-Fi アンテナ延長ケーブル RP-SMA オス-メス コネクター (10m)」 という延長コードです。1本1500円もしないです。(大丈夫かぁってな感じで購入)
多分1.5Dと細く頼りないケーブルですが、これでもブチルゴムで外部アンテナの接続部を防水して使った結果、紫外線注ぐ初夏から1年たってもとりあえず被覆は大丈夫そうです。以降数年でダメになったらグレードアップしようとも考えているので持つところまで持たせます。
実際には、ベランダから邪魔にならないようクーラーの穴を通して引き込んでいます。
コードをネジで固定整理するコードクリップ ELPA CB-C40H
(クリップ部分長さ40mm ほかにも大きさの違う種類がある)
ほかに紫外線耐候性のある結束バンドも使用しました。
ベランダの手すりを使い簡単に固定しました。
延長コードは10mありますが、それでも室内の余裕が1mぐらいでしたので、クーラーの穴から無線LAN装置がぶら下がったままです。
無線LAN装置を都合の良い場所に置くため、さらに3mの延長コードを付けてみましたところ、5Mbpsでていたところが1Mbps台にがた落ちしたので、やめました。
やはりコードの影響大です。3D以上のさらに減衰の少ないコードにしてみたい気もするのですが、条件をクリアして安く出来上がっているので良しとします。
【必要条件:優先順】
- IP電話が無理なく通じること
- Webが使えること
- LAN内共有ファイルサーバにアクセスしてファイルが扱えること
- Youtubeが通常の画質で止まらず観ることができること
現状の延長コードでADSL並みのスピードになっているので良しとします
これで、先の記事「HT701(IP電話) セカンドハウスに」も実現できています。
【2018.04.28追記】アンテナケーブルをRG-58/U (米国陸海軍連合仕様書JAN-C-17・MIL-C-17、
スピードが速いときで5Mbpsと出るときが少なく1Mbps以下~切断となる機会が多くなっていました。これでは快適にネットができません。
細い線が気になり、別のがっしりした線に交換しました。
そうしましたところ最高15Mbpsを記録、通常は10Mbpsそこそこ、間にもう一段WiFiをかましても4Mbpsで安定するようになりました。さすがMIL規格
今まで高解像度の動画は無理でしたが、少し遅い光回線かADSL並みのスピードは出ていますので、まったくもって快適です。
原因ですが、細いのから太い線で倍以上のスピードが出るようになりましたが、それだけでなく、根本的には、ケーブルの入れ替えテストをしてみてわかったのですが、母屋側のアンテナケーブルが完全に接合していない不良状態だったようです。
さらにその要因ですが・・・これらのケーブルは少し力をかけて引っ張ると心線が端子金属から抜け断線します(別のケーブルをこれでダメにした事実より)・・・まぁ、ある時、既設ケーブルを足に引っ掛けて引っ張った記憶あり、、、これかぁ
教訓:RP-SMAのプラグは中のケーブル接合状態が弱い。
つづくかも:今回防水にブチルゴムテープの在庫がなく、電工用ビニルテープに変更しました。1年後にいったん外してメンテナンスする予定がありますので耐久性を確認したいと思います。