前回ブログは、アンテナコードのみについてでしたが、そのシステム全体版です。
同じマンションの一室と離れた一室をLANで繋ぎたくともマンションの場合、共有部分にコードを伸ばすわけには行けないので、アクセスポイント間通信(WDSとかLAN間接続)で実施することに、、、すでに1年ほどテスト運用し、実用化したのでログします
【無線LAN本体】
「バファロー エアステーション WHR-HP-GN」
現行品でありません。なので中古を入手。(程度良くても千円しない)
なぜあえてこれなのか?・・・アクセスポイント間通信ができて外部アンテナ1本で可能、省電力、セキュリティ機能がなるべく新しいものということになると、これが最適と思いました。
この条件、現行品では欲しくても見かけないです
いわばセカンドハウス、部屋を使わない月は電力基本料金の15Kw内に収めたいため、なるべく消費電力は少ないものにしたいところ、これは実測消費電力1Wです。月0.8Kw足らず。
【外部アンテナ】
「変換名人 無線LAN 対応SMAアンテナ ANT-SMA1」 2.4Ghzアンテナを採用。
1年間太陽光と風雨にさらされたが今のところ大丈夫のよう。
一応端子部分は自己融着ブチルゴムテープを巻き防水している。
さらに、アンテナは同じ建物の場合、窓などから出すにしても、壁から離さないと電波が届かない。
壁に電波が反射して、直接届いた電波と壁に反射して少し遅れた電波とが混ざり本来の電波状態でなくなるからだ。
実際に試してみると、30cm以上離さないと通信できなかった。30cmギリギリでは状態が悪いのでさらに離し50cm近く離れていると思う。
離し方は、ステンレス製のコの字型の棒を使って壁からアンテナ本体を遠ざけている。(冒頭写真)
それでも、壁からの影響があるのか、何もないところで通信するスピードよりはるかに遅い。
(5Mbpsで通信、Yahoo画面が普通に開き、youtubeも止まることなくとりあえず見れる)
なお、指向性アンテナにすると改善できそうだが、大きくなり目立つようになるためマンションの外観を損なうので却下。その代わり軽くて小さいので耐候性結束バンドで固定OKなほど取り扱いが非常に楽でよい。
【アンテナケーブル】
10mの1.5D相当のケーブル。両端はRPSMAのオスとメス。
これも長すぎると減衰して使えなくなるから注意→前回ブログ参照
現在、IP電話や室内でのネットブラウズ、youtubeや、LAN共有ディスクへのアクセスな家庭LAN環境の一通りが可能となっています。IP電話は非常に便利で本宅と別室をつなぐインターフォン代わりにもなっています。→2017年5月3日ブログ参照