八百万の森

やおよろずのもり キャンプ☆DIY☆いろいろ

えっ!赤川鉄橋の歩道って今日でおしまいだとぉ

2013年10月31日の朝のこと

今日、鉄道の横を歩いて渡れる鉄橋の歩道部分の提供が終了するという話題があった。

えっ!それって一回行ってみたかったところ、近々渡れなくなるって今日だったのか!

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(立て看板には80数年にわたり利用されてきたと)

その正式名称は『城東貨物線 淀川橋梁』という、通称は赤川鉄橋というらしい。本来、複線の線路を作れるよう鉄橋があるところ、単線にしか使っていなかったので空いた半分を大阪市が借り受け歩道として使うようにしていたものらしい。それが2018年開業予定のおおさか東線開通に向けた複線化工事で今回消えるというのだ。

その線路と歩道のある鉄橋を見てみたい。そして渡ってみたい。できれば貨物列車が通過するところを体験してみたい。

ということで、朝の通勤時間中の列車のなかで予定をたてた。仕事を定時に終え早々に鉄橋に向かうと17時25分ごろ到着できる。

情報により貨物の編成はこの日は吹田を17時13分頃にでて橋へ向かうという・・・間に合うか?

就業定時とともに、ちょうど残務の必要性もなく終わらせることができたので鉄橋のある場所へ向かった。

阪急 淡路駅に17時15分到着、たぶん歩いて10分ほど。歩いている途中でJRの高架がみえてきたと同時に貨物列車がゆっくり通り過ぎていく。

間に合わなかった。

でも、橋を見たい!渡りたい!

列車を通り過ぎる時間帯に合わせてきた人たちが祭りの終わった後のように帰ってくる人の流れに逆らって突き進む、路地をすり抜けると堤防があった。

上がりきると踏切とその橋だった。

これかぁ!最後を惜しんでたくさんの人が来てる。

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確かに線路と歩道が同じ鉄橋に同居している。珍しい光景だなぁ。

すぐに歩道部分が木でできていることに気が付いた。

歩道部分は『赤川仮橋』

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なんだか情緒もある\(^o^)/

よし渡ってみる。

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橋から見る大阪駅梅田周辺のビル群の夜景も良い。

と、そこで踏切が鳴りはじめた。時刻表にはなかった便だ。

すかさず動画で撮ってみる。

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(近づくEF210の顔)

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(ドヒャーっと通り過ぎていきます)

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機関車2連結EF210とEF66かな。

それよりこの鉄橋の歩道で列車の通過が体験できるなんて凄い、、、ということで動画は適当な映り。

機関車2両でも結構な迫力、編成なら相当な圧迫感なんだろうな。

ところでこの橋、数年前までは底板も木だったそうで、よく見ると鉄板の下は木張り。

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反対側まで渡り切りました。

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多くの方が、想い出を語りながら名残惜しく渡っていきます。(地元の方が多いようです)

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往復渡り終えました。おっと、橋の全景を。

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このような建造物が大阪にあったなんて、最初で最後になってしまいましたが良い体験になりました。

つづく?