<2010年北海道キャンプ プロローグ(目次)>
7/27、このファイヤフライ2は、北海道の洞爺湖で浸水式となった。同時に初めてのカヤックを一人で漕いだのでした。
あらかじめ、こんなのやら、乗り方、漕ぎ方・・・のハウツービデオっぽいのをyoutubeで何度もみていたのが良かったのか、すぐに自在に漕げるようになりました。
翌日7/28 洞爺湖の中島である大島に渡れるかツアーチャレンジをしてみた。あらかじめ下調べして作戦は練っていた。滝之上キャンプ場から、直線で4km。出航したキャンプ場に戻れるかは分からないので、家内には待機してもらった。
(目指す大島)
防水対策済の携帯と、飲食物を詰め込みいざ出発!
日が上がり、時折明るくなる程度のくもり、暑いが少し追い風で涼しく。ということは帰りが苦か・・・
(湖面より昭和新山を望む:オールの先にある三角)
(大島の横にある小さな島:蛇が多いらしい)
途中何度か風景に見とれ湖面でボーと停留しつつ、位置確認も行いながら、約1時間半で大島に到着。
(大島上陸)
30分ほど飯を食べながら休憩。
としているうちに、さらに風が出てきて、暗い曇り空となってき始めた。曇り空はカヤックを漕ぐにしては最適なんだが、この風はどう?と思いつつも帰路を目指してみることにした。
漕ぎ始めて30分、向かい風で思うように進まず。このままでは夕方近くまで漕がないと到着しそうにないスピード。
(参考:2人艇ですが、1人で漕いでます。:常にどちらかが休んでいます^_^;)
2人であわせて漕げば結構スピード出るのですが・・・
波も出始め、風上に向かうには同時に波もどんどん越えなければならない状況で、すぐに風波に対して横になろうとしてしまう船体をコントロールするのも疲れる。
ということで、無理せず、進路変更、風下方面の対岸で近いところを目指す!
洞爺湖は真ん中に島のある湖、だから島まではどこからでも大体4kmぐらい。上陸ポイントもところかしこにあることも確認している。だから、これでいいのだ!
(進路変更後、正面三角形の山を目指す)
(少し右の白いところは仲洞爺温泉キャンプ場辺り)
風下に向かうなら快適。どんどんスピードが出ます。
波は白波が立ち結構高くなりました。うねりは50cmぐらいでしょうか。湖だけど海みたいです。
(うねっております・・・写真じゃ平面的で迫力ないなぁ)
これはこれで波乗り感覚で楽しいです。自分の身とパドルで船を安定させながら進めていきますが、波への角度さへ間違わなければ、転覆しそうになる気配はまったく無く、安定して波間を突き進めることができました。
大島から1時間半ほど、無事三角お山の岸に着きましたが、ここは丸山という山の裾、近くに人家があり、バス停もありました。待機してもらっていた家内に予定通り?ピックアップ要請。
エアを抜いて畳んでバックに収納。岸から2mぐらい上の道に山をよじ登る必要があり、12kgの重さがあるなりですが担ぎあげることができました。・・・インフレータブルの便利さ実感^_^;
(教訓)
インフレータブルカヤック・・・カヤック全般かもしれないが風に弱い。風に逆らうのは相当な体力が必要。多少の波には波との角度さえ気をつければ全然大丈夫。
今後、風対策はウインドウをつけたいと思うのでした。ウインドウのキットをみると10万円以上もする!・・・自作しかないか・・・
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