キッチンの柱の削れをDIY補修します。
壁紙を貼る前に柱の塗装をしたいのですが、柱が削れているので塗装まえに補修します。
補修といってもパテ盛りして削るだけ。パテ盛りにコツや工夫がいったりします。
この柱の下方は同線的に物が当たりやすいところなのでしょうね。
長年かけて角が削り取れていった感じがします。
ここをパテで埋めて補修します。
パテは半固定物、粘土状ですから、どのようにしてパテ盛りするかです。
今回は、工程1に多めにパテを盛る、工程2に不要な部分を削ることにしました。
いっきにパテ盛りだけで綺麗に成形するのは自分には無理です。
工程1
今回使ったパテはこれ、結構柔らかいパテです。
いつもなら工程2が楽になるよう型にあてがいパテを盛るのですが、今回はズボラして嬲り(なぶり)盛りにしました。
ヘラで削れた部分に垂直になるよう、角の先部分から辺の方に向かってヘラで擦りつ行けていくだけです。
実はこの方法だと、完全に角を補充できるまでパテ盛りができないことも多々あります。
その時は、もう一度上から盛りつけしますので、少し時間がかかることがあります。
このまま固まるまで乾かします。
それにしてもあまりもの醜さに、これで良いのか自問自答。
工程2
不要な部分を削っていきます。
いかん、ペーパーやすりではなかなか平らになりません。
やはり、これしかない!
このような辺の部分は、ドレッサーというヤスリで削り取ります。
力も不要で、あっという間に「良いんじゃない」という状態になります。
平たい加工ほど得意みたいです。シャープで削り跡も分かりにくい仕上がりとなりますので、そのままの状態で良ければスピーディーに作業を終わらせます。
削り終えた後です。
角はピンッとエッジになりますので、さらに削り取って角落としをします。近づいてよく見ると部分的に小さな凹みがあります。予想通りパテ盛り1回で完全な補充はできませんでした。
これはもう一度パテを埋めれば綺麗になりますが、どうせまた削れる場所です。少しかたちが歪のほうが味があるし、自分が壊した気分にならないので使いやすいと思います。(施工側の勝手な言い訳というか最初からその考え)
塗装・完成
かたちができたら、あとは古い塗装をペーパーやすりで足付けして塗装するのみです。
下地が濃い茶色だったので、6回以上塗り重ねて白色に変えました。
明るい感じに仕上がりました。(実際は写真より少し黄色味があります)
そう、この白色が少し黄色味があってアンティーク調に柔らかく仕上がるので結構好きなんです。
こげ茶の柱に挟まれたキッチンが、ネオレトロな白色に変わり、これで、キッチン回りも明るくなりました。
汚れた壁紙を貼り替えるとさらに映えますよ~、たぶん。
大阪マンション4でも経験しましたが、リフォームも色のバランスが出来に大きく左右するのだと思います。
Amazonで探してみました
パテ盛り後の成形に大活躍、大粗目ですが結構良い感じに仕上がります