前回12V化のハーネスを作製しました。
元のハーネスは手をつけず、簡易に付け足すことで実現できるハーネスです。
では、作業を始めま~す。
配線図は前回のブログを参照してください。
1982年式 スーパーカブSDXは、黄色コードがパイプ状のフレーム途中にギボシ端子で接続されている部分あります。
そこから、ギボシ端子の二又分岐を使うと簡単に取り出せます。
作業
- 6Vのバッテリーを取り除きます
- 6V用のバッテリーケースを取り除きます。
- ギボシの分岐用コードを使用して黄色コードの分岐を行います。(上画像)
- 新しい黄色コードの配線:タンク下に入る穴から新たな黄色コードを差し込んで、バッテリーケースのあった穴から手を突っ込んで引っ張り出します。
- 新しい黄色コードのバッテリー側は、ギボシのメス、反対に分岐側はオスを付けておきます。
黄色コードの分岐後です。エーモンの電源分岐ハーネスで楽々分岐です。
上から見ると、黄色コードに加え、赤黒のコードも新設されていますね。
ついでに、後の拡張用としてバッテリー付近まで設置しました。
バッテリー付近には配線保護チューブ越しに黄色コードが出てきました。(画像中央右寄)
ついでに増設した赤黒コードも出ていますね。(画像中央左寄)
あとは12Vバッテリーケースをセットするのですが、専用ボルトを買い忘れていました。(前回ブログの部品リストには入れておきました)
ケースの穴が大きくフランジと傘部分が必要なボルトです。
一般のボルトでもなんとかなるかもしれませんが、純正部品を2本を調達しました。
樹脂部がボルトとの接触で壊れてこないよう対策されている感じがして安心できます。
古いレクチャーファイヤーを取り除き、新しいレクチャーファイヤーを付けます。(画像右手)
その時既存のアース線(緑色)と作製した変換ハーネスのアースも共締めしておきます。
配線の取り回し都合でこのような向きです。
黄色コードのギボシをレクチャーファイヤーの黄色コードに接続。
出来ました!
最初に記載した「元のハーネスは手をつけず、付け足すことで実現できるハーネス」のおかげで脱着簡単です。
回路は完成\(^o^)/
未だすることはありますよ~
6Vの電球やリレーを12Vに交換しま~す。
ウインカー、前照灯、メーター内照明、パイロットランプとストップランプは期待のLED、ウインカーリレースイッチ・・・あっ!買うの忘れていた(汗)
黄色のポジション球は5Wがなくやむを得ず3.7Wにしました。
点灯して正面からみると黄色で目立ちますが、過去の機能で今はデイライトONが通常ですからノープロブレムです。
とりあえずエンジン掛けて12V化後の試験点灯。
バッチリ、ウインカーは分からないが、ストップランプが同じ回路だからOKでしょう。
翌日、ネットショップで安いウインカーリレースイッチが届きつけてみたところ、不良品で返品。
しかたがないので安くても好評のモノタロウ オリジナルウインカーリレーにしたらOKでした。
なぜかウインカーリレースイッチは安さにこだわって不良品をつかんでしまいましたが、結果オーライです。
テスターあてて測っていないないので、充電できているかわかりませんが、とりあえず完成しました。
\(^o^)/
今回は、構成部品にこだわって回路図とにらめっこして変換ハーネスからDIYで作りましたが、気にしなければ12V化キットという選択肢もあるようです。
今後は12V化後の活用チャレンジもしてみたいと思います。