中古ショップを巡っていたら、欲しかったVictor SX-3 がジャンクということで税込2,200円で足元に転がっていました。
うす汚れたスピーカー、しかし、その下に光沢も見え隠れします。逆にマジエージングでかっこよくも見えます。
トゥイーターのアッテネーターにガリがあるとのこと、ほか汚れていますが、ネットは錆がなく、コーンは良好のようです。これは修理して使えるかも。
速攻お買い上げ!
早速音出ししてみましたところ、確かにガリがひどい、音が出なくなる。。。すこしのポイントで音が出るときがあるのでそこに合わせて聞いてみました。
低音の量感は包み込まれる感じで、心地よい(^^
今まで小型スピーカーばかりでしたが、これは28cmウーファーの密閉型で大きめのブックシェルフ型筐体であります。昔々 ONKYO D-77XDという3ウェイスピーカーを持っていて、これも同じ口径のウーファーが付いていましたが、自分の耳では終始固い無機質な低音に感じ、その結果飽きてしまったことがあります。
これはそれとは違い低音域の楽器の生々しさが感じられます。低音楽器の音ってこんなに解像するのかぁ、いろいろな楽器の特徴が分かりやすいと感じました・・・低音はもとから解像しにくいので次でよいと勝手に思っていたが間違いということにいまさら気づき、しばし感動に浸りました。
しかしですね、低音は良いのだが、高音が出ないです・・
うむ!アッテネーター右全開でNomarl=つまり普通って表示してあるじゃん!これまで中央付近にしていました(^^;
それでアッテネーターを最大の普通ポジションにして聞いてみると高音が出てきました。
しかし、イマイチ元気ないなぁ、それに中高音域のステレオ分離がぼやけた感じです。
解像感・ステレオ分離感ばっちりのアンプのはずだが実力を出し切っていないような・・・
もともと高音が超高音までキンキンに再生されるスピーカーではなく、心地よく鳴るということなので、こういうものかと思いました。
聴いているうちに低音もあれ左に音が寄ったぞ・・・後ろにウーファーの出力制限をするスイッチがあって、それに触るだけでその現象が発生したり消えたり・・アハ、ここも接触不良のようです。