この春Windows8.1のIE11でサイトによってはリンク先が開かなかったりとあって不調だったのが、どのサイトでも完全に開かなくなるという現象に見舞われた。5月はじめIEに脆弱性があるからとセキュリティ更新プログラムをを適用して以来さらに悪化して使える状況でなくなった。
どうも留めを刺したようだ。
このセキュリティ更新は当方宅のWindows8.1機2台、Vista機1台に同様にあてた中でWindows8.1の1台だけおかしくなったので、セキュリティ更新に不具合があるのでなく固有の問題のようだ。
IEのプロパティなど設定を変えても挙動がかわったりするものの結果的にダメ、IE機能をWin8.1上で無効にしたり有効にしたりしても変化なし。
こうなるとWindowsOS自体が壊れたのかもという想定に・・・
管理者権限で開いたDOS窓のコマドンから sfc /scannow を実行
・・・と、システムファイルチェッカーを実行してみたなら
いくつか不具合が見られるが修復できない
とつれないメッセージ
とりあえず、システムファイル類に不具合があることは判った
こうなったらOSから再インストールだ!!めんどくせぇ!
ということですが、Win8には「リフレッシュ」というのが用意されている。
結果的にOSの再インストールのようだが、違うのは、既存データが消えないというもの。
インストールしたソフト(含むアプリ)はすべてきれいさっぱりなくなるが、データごとなくなるよりは少しましだということでやってみた。
その結果は、無事IE11のリンク機能が復活!
セキュリティ更新プログラムもない初期状態になるので、IEにとどめをさしたセキュリティ更新プログラムも再度適用したが今度は問題なし。
データはというとドキュメントやらCドライブ直下やら、デスクトップなどに作られたデータは作成したフォルダごと残っていました。(一応、なくなっても大丈夫なよう、別ディスクにバックアップはとっていましたが戻す作業が省けました)
復旧成功
OS再インストール同様だから直って当たり前ですが、既存データを温存する分すこし楽でした。ドライバや任意インストールのソフト(含むアプリ、アップデートなど)はすべて消えているので、それらを一からインストールする必要があります。