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独立型ソーラー発電稼働開始 システムと性能

コツコツと作り上げてきた独立型ソーラー(太陽光)発電ですが、ひととおり完成し稼働開始とともに9月中旬より運用し始めて早2カ月が順調に過ぎました。

システム的には25Wソーラーパネルを用いた独立型ソーラー発電です。

25Wソーラーパネル(OPSM-SF1025) 多結晶シリコンタイプ

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チャージコントローラー12V(240W)/24V(480W)システム両用 20A 液晶ディスプレイ付き(C2430-20A)

これがなかなかよくできている。

ディスプレイ付で、色々な設定と充放電状況がわかります。

一度、メニューボタンを押していくと、リセットからの総積算充電量、総積算放電量、充電終了電圧設定、放電終了電圧設定と切り替わります。

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(充電電流値 んっ!日が照ったなったので0A)

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(使用中の電流値 スマホ等充電中!)

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(バッテリの電圧ですね)

積算は充放電量がわかり、システム的にバランスよく充放電しているかの目安にできます。

電圧設定は、色々なバッテリーの充放電電圧の仕様に合わせた調整が可能なのでバッテリーメーカーの制限を受けず便利です。

OKを押して、以上の状態モニタや設定を終わらせると、すぐにリアルタイムな充電量、放電量が0.1アンペア、バッテリー電圧が0.1Vの解像で表示されるようになります。(上の写真)

当方のソーラー発電システムのリアルな充電量は、直射日光が直角にパーフェクトにパネルにあたっているときで1.5A、そうでないときは角度によって0.4A~1.2Aなんてところをうろうろ、曇りの日は0.1Aや0.2Aがあるかどうかです。

バッテリーはLONGの12V9Ah 高性能シールドバッテリー(WP1236W)(完全密封型鉛蓄電池)です。100%~50%までの範囲の使い方ですと、750回まで結構長寿命に充電できるタイプです。ただ50%以上使用するような使い化になると逆に250回までなどと通常に比べ寿命が短くなります。今のところちょこちょこ使用してすぐ充電なので50%も使い切ることはあまりありませんから、このバッテリーの性格に合致しています。

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充電終了電圧を11.7V、充電終了電圧を14.2Vにしています。

今のところの実績ですが、家族のものすべてを合わせてスマホや携帯の充電に使っていて、大体多くて4A使うかといった程度です。ソーラーパネルの場所的に半日しか日が当たりません。もう冬ですが3時間も日が当たればよい方ですが、今の使い方なら晴天時は満充電になって終わっています。晴天が続くとすぐに満充電になりソーラー発電の電力は止めているぐらいです。

当方使用のバッテリーの最大充電電流0.3CAが2.55Aということで、それ以下の充電電流でしか充電してはいけません。それを超えると故障や発熱などで発火など危険です。

現在使用中のソーラーパネルの実測性能上最大1.5Aなため、バッテリーに対して最大充電電流は0.2C強ということで良い感じです。

普段は最大使って4Aですが大抵は2A使うかどうか、晴天ばかりでないので感じ的には大きく余剰もなく、かといって不足もなくといった使い方でちょうどコストパフォーマンスが良い状態です。

今回のことでソーラーパネルの扱い方、独立型ソーラー発電システムの組み方がわかりました。途中、結果として不良品だった物の検証のため、もう一組組める部品が余っています。それは、また後日持ち運びできるタイプへと組み上げてみようと思います。

【今回の主要な部品の調達先】