8/4(木) 晴れ
04:20 今日もカラスたちの鳴き声で起きました。残念ながら利尻島撤収日です。
(利尻で念願のオートキャンプ達成記念)
昨日は早朝ランタンの手入れをしていると、隣のサイトできつねが物色している様子をみました。目が合った瞬間森の中に逃げていきましたが・・・
利尻はクマと蛇がいないといいます。カラスが多いです。
さて、一昨日~昨日はたくさんのキャンパーがいましたが、今日はどちらかといえばガラーン。気分ものんびりでゆっくり片づけです。
昨日の利尻山登山チームも起きだしてきました。なんと、下山途中靴底がとれたそうです。あの利尻のジャリジャリではがれるとは、以前経験しているので驚きです。
どうして下山する?ってなってしまいます。
チームも考えたようで、ストックのひもで固定することでなんとか使えたようです。
靴は10年来のもので、経年変化で朽ちていたようです。
09:00 登山チームは早朝の船で礼文島に向かうとのこと、港まで送ってきました。午後の船で合流することになっています。
港に行くと、フェリー乗り場横で海保の船が早朝から救命ボートの点検?作業をしていました。ご苦労さまです。
さてキャンプ場に戻って撤収撤収!
11:00 我々も撤収を終え、港まで降りてきました。
最後にペシ岬に登ろうというのは、昨日のサイクリング中に決めたことでした。
数年前は、子供も小さかったので、さきの海保の岸壁の向こうが少しの磯になっているので、そこで水遊びをしていましたが、その子供も、今回はあれに登るというのです。
鴛泊港のすぐ横にあって、利尻に入出する人々を見守っているかのような、盛り上がった岬です。
登ってみました。往復30分ぐらいですが急ですよ。しかも、足元の砂が細かくてほこりのように舞います。舞って汗ばんだところについてジャリジャリになりました^^;
登ると見晴がイイです。灯台越しにみる海の風景。
12:00 お土産調達モード突入
岬を下りると、岬の登り口付近のカフェに入ってみました。コーヒーを飲んだわけでなく、利尻の花の本がほしかったので、ちょうどよさそうなものがありましたゆえお土産にしました。
気になるトンネル、先を見るとペシ岬遊歩道、たぶんペシ岬の下を歩いて周れるものでしたが、暑い中のぼって、しかも昼飯時でへたれたのでやめました。
その横にあった、だし専門店が気になり入りました。
利尻も来るたび少しずつ若い世代に変わってきているようです。
新しいタイプのお店です。「おだしのりせん」という看板があります。
興味深く入ってみますと、利尻昆布をベースに、いろいろな料理にあるよううまみを配合して作ったダシを販売しているとのこと。ためしにダシを試飲してみましたところ、これが上品で良い。
気に入ったので、ここでもお土産にしました。
店長と、もう何回も利尻に来ているという話をしていると、利尻の魅力について逆に聞かれてしまいました。
「素人写真でも絵になる風景」とも言いましたが、本当は一言では言えないですね。
島でありながらいろいろなものが詰まっている。北海道の縮小版みたいな感じがありますね。
立派な山はあるし、しかも珍しい花がが綺麗に咲き、食すものダシ最高で美味い。水もおいしい。元気な島だけど、島独特のわびさびもある。観光施設は適度に整備され、観光客を迎え入れる体制が全体で整っているのも気持ちが良い。来てみてなーんだってことはなくまた来てみようという気にさせてくれる所なんですよね。
13:40 帰る船が着岸してきました。
これだけの船をスムーズに素早く着岸させるのは見事。
さよなら利尻島!
稚内に着いてから、どうしようか?船の中で思案・・・
総合的に電源が足りなくなってきたので、電源つきのキャンプ場にしました。デジもの世の中では、キャンプにも電源が欠かせない・・・
電話をしてみると、それが今日はあいにく・・・誰も予約がありません。ですと。
17:10 兜沼公園オートキャンプ場到着
本当に我々だけ貸切です(たまのようです)。このダダ広~い数百サイトが・・・なんだかさびしいですね。
お迎えは大勢の虻君たち。この時間到着するなり車に集りました。なぜか車にたかるのですね。しばらくするとどこかに行ってしまいました。
18:20 設置完了し、豊富温泉の割引券をこのキャンプ場でもらったのでGo!
30kmぐらいありますが、信号・渋滞がないので30分ぐらいで着きました。
かつて来たことがあるのだが・・・とりあえず、トヨトミふれあいセンターで夕食を
ビール&豚丼!ビールは既に空・・・
豊富温泉って、依然入ったのはホテルだったはず。そこに行ってみようということで、ちょっと回り込んだところにありました。
ホテルトヨトミですね。半ドーム型の屋内温泉です。ここも稚内の温泉と同じように石油臭がします。石油が埋蔵されていますか?それとも泥炭?
家内の運転でキャンプ場まで戻ってきました。サイトは常夜灯が点いていて安全完備。ファミリー向けですね。
21:30 就寝