八百万の森

やおよろずのもり キャンプ☆DIY☆いろいろ

紀州鉄道?なにそれ、御坊行ってみる?結局サビキ釣り(和歌山)

紀州鉄道?なにそれ?→和歌山のローカル線とのこと。

先日、猫の駅長で有名な貴志川鉄道に興味本位で行ったばかり(詳しくは「和歌山電鐵 貴志川線 で まったり」にて)、結構楽しめた私に、家族は和歌山にはさらなるローカル線があるとけしかけてきた。

全長2.7kmの極短私鉄、写真を見ると結構年期が入っている。

これはある意味すごい。何かありそう…

場所は?和歌山県御坊とのこと…、御坊といえば以前2008年の4月に野口オートキャンプ場に行ったことになっている。ならば久しぶりにとキャンプ場を調べてみるが冬キャンはできないみたいです。AC電源ついているから冬の寒さなんて全然大丈夫なのになぁ。

大阪からは十分日帰りできる距離ですから、またまた興味本位ということも手伝い、御坊の旅へ出かけてみました。

車で大阪から高速道路で数時間、御坊駅に到着。送迎用の無料駐車場がありますが、送迎用とのことなので、すぐ向かいのコンビニ横にある1時間100円のコインパーキングに駐車、駅へ向かいます。

以前キャンプした時もここにきて、駅横の食堂で昼飯などを食べたりしたのですが、いざ紀州鉄道に乗ろうとすると?紀州鉄道の入り口がない!

紀州鉄道は車内でワンマンバス同様降車時に支払うタイプでした。また、JR御坊駅の中に紀州鉄道のホームがありますので、JRの改札口をスルーして入ります。

天気の良い午後のひと時、ホームでぼーぉと待っていると、古いバスぽい1台が、しかし鉄道の擦れる音を鳴り響かせながら入り込んできました。

発車しますと、すぐに強烈な横揺れが続きます。路面電車以上です。横揺れをさせながら、時速20km~30kmのスピードでトロトロとの~んびり走ります。

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ですが10分もしないうちに終点の西御坊駅

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帰りの電車は30分ぐらい後、何をしようかと思っていると、ここから先、かつては日高川駅まであったという廃線後があります。

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廃線跡を散歩すると、時代を感じるところがところどころにあって面白いです。そうこうしていると、すぐに30分は経ち、引き返す時間です。

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さて御坊駅に帰ってきた我々は、次に釣りでもということで適当に持ってきたサビキとフィッシングオーシャン御坊店で買った餌を持って適当に海に向かって行きました。

行きついたところが塩屋町南塩屋というところの関西電力発電所が見える側の護岸。数メートル下の底が見えるほどの綺麗さだったのでここにしてみます。

この時期サビキをしている人はいないけれど、頑張って垂らしてみる。

10cmぐらいの、20cmぐらいの、50cm以上の大物何かが泳いでいる。大体同じような形・・・スズキみたいな体系?

家族が粘り続けているうちに、子イワシみたいな小さいのがたくさん寄ってきた。とみているうちに、1匹釣り上げた。

こ、これはボラの子?イワシのようにピカピカだけど鱗ははがれない。

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結局これのみとなりました。

日も暮れたので、最後は温泉でもということで、御坊の「野天風呂宝の湯」へ。温泉でないが人工温泉仕様だとかで少し硫黄くささがあるスーパー銭湯でくつろいだ後、帰路へ。

さて、持ち帰った魚は、目玉も透き通り、大阪湾のそこらで見るものと違い臭さがなく綺麗にみえたので食してみることにしました。

小さいくせにウロコをとるのが大変で、頭をと内臓を取って塩で洗って素揚げして食べてみますと、結構いける。酒のつまみによさそう。

場所が良いだけに、釣ってすぐに調理するから新鮮でうまいのか…と思いつつ、1匹だけだからおいしく感じるのか…もう少し釣れてもよかったのだが。。。

よくよく調べてみると、トウゴロウイワシという魚でした。うろこが大変だったが素揚げで塩味にするとうまかったので良しとします。