2009夏旅行4 函館~洞爺湖からの続き
(2009年8月5日)
洞爺湖といえば、2000年の有珠山噴火。それまでも何度か噴火していて、それらを含めた噴火口や災害跡が、そのまま保存されております。
なので、今回はとことん、これらをツアーしてみました。
地球規模の一部分だけの噴火でも、そのパワーのすごさを感じることができます。
洞爺湖ビジターセンター・火山科学館では、室内でこうした火山の解説と展示があり、まとめて理解することができます。
ただ、本当の火山パワーを感じるには、実際の災害現場をば・・・
センター裏からは、金比羅火口災害遺構散策路があり、災害にあったままの団地や、橋梁、温泉施設などが、そのままの姿で保存、展示してあります。
さすが北海道スケールがでかいですし、この災害のすごさを、そのまま感じます。
土石流で埋もれた施設。土石流が壁にぶつかり跳ね上がったような跡が生々しい。
さて、ここから車で少し移動し、西山火口散策路へ
こちらでは、2000年噴火の初期時にできた火口で、当時の工事現場作業中であったのを噴火のため重機を投げ出し中断し逃げたままや、地殻変動の歪でできた道路、家や工場の崩壊跡などが直に見ることができます。
建物もこんな。道もゆがみ・・・、しかし、道の真ん中誰が置いたか石が・・・じゃなく空から落ちてきた噴石。
ただ、2004年7月20日にも、訪れているが、草木が覆ってきて、その爪あとを隠しつつあるので、迫力といったものは落ちてきている・・・何れ自然が覆ってしまうのであろうか。
今回、1977年の火山遺構公園も訪れ、これらを後にして、次に向かったのは・・・
↑昭和新山! でなく、左に見ながらパス。洞爺湖畔を抜け出し何処へ・・・
いきなり、飛ぶか。↑白鳥大橋。・・・そう室蘭へ
室蘭で何を、とりあえず市立室蘭水族館へ
小規模ながらも、何もかも近くてよい。
アザラシも、北海道なら利尻・礼文まで行けば野生のものがいつでも見えるが、それでも、こんなに近くには見えないですね。
ほかに、ふれあい体験コーナーなど直に触れることができるナマコやヒトデなどの海洋生物や魚たち。
この後は
地球岬。はるか水平線の彼方まで地球が丸いのがわかる?単なるカメラレンズの歪か・・・?
ちょうど地球岬で日没。
日没後は、近くの測量山で、室蘭の夜景を楽しんだ。
実は写真こそないが、測量山自体も、各局のテレビ塔が立ち、それぞれが、オレンジ、緑、ブルーといった照明でライトアップされおり綺麗。
さて、本日は「むろらん温泉ゆらら」で温泉をいただいた後、白鳥大橋のライトアップを楽しみつつ、洞爺湖のキャンプ場へ帰宅。
2009年夏旅行6 ニセコ~札幌~小樽~フェリーへ続く