先日、安く(4,980円で)入手したSN10000EGですが、使いこなすのに時間がかかりました。
!な点
その1)IDEとSATAの混在ができない。また、IDEにマスタースレーブで2台のドライブを混在させることができない。混在させると、BIOSがパニックって起動できない状態に陥る。ジャンパーピンでCMOSクリアをすると復旧する。
その2)BIOSで起動ドライブを設定しても、無視してくれる。常にHDD優先です。代替手段として起動時にF11を押下することで、起動ドライブを都度選択できる。
その3)USB-IDE変換コードを使ってUSB接続したIDEのDVD-ROMからWindows2000SP4の起動ができた。そのまま、インストールも完了することができた。SATAのDVD-ROMはもちろんOK。ただし、IDEにDVD-ROMを接続しHDDにインストールは起動時にBIOSがパニックってできない。
その4)Chrome9のビデオドライバはUbuntu9.10までで確認したところ、手動でセッティングしなければならず難しい。Windows2000は付属CDから簡単にドライバをインストールできた。
その5)BIOS更新は、BIOS更新のロックをしているジャンパーをはずす必要がある。ただし、現時点で配布されているBIOSをダウンロードして更新したところで意味はないようだ。
その6)D-sub15ピンになんらディスプレイがつながっていないと起動してくれないこと。
というわけで、けっこう癖のあるボードに悩ませながら、ATOM人気の今に、その影で安売りされていた省電力なボードを使って、やっとの思い完成したのが、1.5TB HDD1本のファイルサーバ。
ファイルサーバに使った内蔵HDDはSUMSUNG HD154UI 9,900円!
河童を使っていた時代の小型ケースと電源に、このボードを載せて起動。古いケースにSATAのHDDが入ることに違和感を覚えながら、フル回転時も40W、何もしないときは37Wという消費電力で動いています。
CPUファンレスなので電源ファンのみですが、BIOSのPWMに任せ、今の時期はトロトロ静かに動いております。
CrystalMark 2004R3 [0.9.126.451] (C) 2001-2008 hiyohiyo
[ HDD ] 7460
Read : 25.89 MB/s ( 1035)
Write : 49.49 MB/s ( 1979)
RandomRead512K : 28.29 MB/s ( 1131)
RandomWrite512K : 40.69 MB/s ( 1627)
RandomRead 64K : 21.99 MB/s ( 879)
RandomWrite 64K : 20.23 MB/s ( 809)
GLAN経由で、この数値、まぁいいじゃないかと。
実は、NASって、使っていたのですが、タイムスタンプが2秒ごとに丸められるのがいやで、とくにデジカメ写真は、Exif情報と合致していたいから。で、Windowsのファイルサーバということで、余っていたWindows2000SP4を再利用して作り上げました。
さてあとは、便利に使うための調整がされております。ネットワーク経由の起動や、終了、自動終了など。起動再起動はキーボードマウスレスです。