これで室内ドアの修理は最後の4つ目になります。
このドアの主な問題点は、一部の小口テープが欠けていることです。
それと「好きですSapporo」ステッカーが貼ってあります。これは、以前の持ち主が貼ったもの偶然にも自分も北海道好きなので、リフォーム完成まで残しておくことにしました。(最後に剥します)
小口テープってお値段高めなのですが・・・(泣)
同種類のテープは50mからしか売っていませんでした。値段も高くなるので代替品がないか探してみました。
2mで似たような色合いのテープがありました。木目柄が少し違うのですが、試しに買ってみました。また、テープの固定を強化するためにGPクリヤーボンドを使用しました。これを扉に塗布することで、両面テープのみでは十分でない剥がれを長期にわたって防ぐことができるようです。
届いた小口テープを試してみたところ、他のドアとは異なることがわかりましたが、問題なく馴染むことが確認できました。
このテープを使用して修復作業を進めましょう!
古いテープ剥しはカッターで切り離しました。
もっと苦戦するかと思っていたのですが、意外にも簡単に剥がれていくものです。
ペロンと大部分が剥がれたところです。
一部欠落していたところの養生テープを剥がした状態です。
中途半端にささくれていた小口テープを途中カットして切り落としてありました。
残留の小口テープもすべて剥がしてすっきり、地の部分が現れた状態です。
このまま塗装することも考えれますが、パテ埋めの必要もありますし、その手間を思うとテープの方が楽そうです。
古い小口テープを剥がした際に起きた木部のささくれも均して、樹脂用接着剤を付属のヘラで塗り伸ばしました。
10分間のオープンタイムを設けた結果、指にはくっつくものの、接着剤が移るほどではない状態になり、準備が完了しました。
ここから粘着テープの付いた小口テープを貼りました。
ちょうど小口の幅が一致するテープでしたので、そのまま位置合わせしながら貼っていくだけでした。
はみ出たテープのカットも考えていたため、貼るだけの作業は楽すぎと思うほどでした。最初から幅に合わせてカットしているテープがあると小口テープ貼りも苦になりません。
上から下まで貼り終えた後で、圧着ローラーで圧着。
そして金具の部分をくり抜きました。
テープを切る際には、手を切らないように注意が必要です。刃の動く方向には身を置かず、刃先が滑らないように慎重に作業することが大切です。
完成です。\(^o^)/
ボンドが乾いた後は小口テープもしっかり粘着されていました。また20年以上は持つかな。
そのほかこのドアもヒンジのゆがみやら押さえ縁の外れ欠けなどあり、他のドア同様に修理もしました。
ドアキャッチャーのネジもバカになっていたのでパテ埋めで補修もしました。
しっかり機能するようになりまして、綺麗にもなったでしょう。
これで4つあった室内ドアの修理は終わりました。
綺麗になったドアでピシッと閉め切ることができると、落ち着きのある住居空間としてほっこりできました。
段々と住める状態に出来上がってきましたが、まだまだのところがあります。
大阪マンション5号のDIY修復は続きます。