頭の中で予想していたとおりです。この夏、ほとんど使わずしてバイクのバッテリーを壊してしましました。
春から夏過ぎにかけて炎天下の温室のようなところに放置していましたら、バッテリー液が半分以下になり、蒸留水を補充したあとで充電しても満充電になりませんでした。
まだ、外見ピカピカで新しいバッテリーなのに。
開放型バッテリーを適切に使用できたという記憶は・・・過去に2ストスクーターを持っていた時期があって、そのときに何年も使って寿命が来たなぁという感じまで使い切った時ぐらいです。
時々適切に充電され蒸留水補充がされていれば長持ちしますが、その管理が忙しくて疎かになったりで上手くいかないときが多々あるのです。
今回もそうでした。
モンキーの電装は、単に整流するだけのレクチファイヤーから電圧制御されるレギュレーターに換装してあります。
その記録は2023年7月15日掲載のブログにあります。
レギュレータにしているので、密閉型MFバッテリーも搭載できます。
お値段は今までの開放にすると3千円以上、密閉型MFは汎用のもので千円台からありますが、持ちがよくなるだけで同じ傾向です。こちらは、カブの方で電圧低下のまま冬に放置してしまい再起不能となったバッテリーがありました。
(んっ!記録ブログがないので後日記事にします)
こうなれば、もう一つの選択肢でバッテリーレスはどうかと調べました。
バッテリーの代わりにキャパシターを付けるだけとのこと。キャパシターならと、電子部品屋に売っているものも含めて検討しました・・・
まず、入手しやすいキャパシターの電子部品は、5.5Vまで。そのままでは使えないから回路を組んでいくつか備えないといけなくなるようです。
時間がないから、市販品でないか確認すると、12V用はたくさん、容量が0.5~1Fぐらいまでで5000円ぐらい。余計な回路が付いていない限り6Vでも使えるだろうが、試さないとわからないなぁと躊躇していたところ、6V 3.3F のキャパシター(バッテリーレスキット)を見つけました。
さっそく入手。
ランボードの6Vバイク用バッテリーレスキットです。
仕様(販売元ページより)
仕様 容量 3.3F 寸法 50mmX70mm 高さ27mm
耐圧9ボルト
ヒューズ10A
耐圧9V迄は弱点ではありません。6Vモンキーなら十分、中の電子部品代が安くできます。ということは、同じ価格で容量を大きくできるということです。
あと、懸念するところは、この容量でウインカーの消費を補えるのか?それは、モンキーのオルタネーターとの関係にもなるから付けて見なきゃわからない。
ただ、YouTubeで12Vカブに1.6Fぐらいのを付けているのをみると、エンジンオフなら数十秒、アイドリング中ならずうーっとという感じで点滅していたのでいけると思いました。
その他、道具とギボシ端子を持ってモンキー接続用のアダプタも作りました。
モンキーに接続できるコネクターは流用です。
はい、壊れたバッテリーのまだ綺麗な配線をバッテリー付近から切り取り流用しました。
再利用できるものは使おう!SDGs。
基本、バッテリーと同じようにプラスマイナスの極性(私のは赤色がプラス)に注意して接続するだけでした。
ヒューズが二重になってしまいますが良しとしましょう。
- 製品に付いていたものは10Aの平型ミニヒューズ
- 元のバッテリーについていたものは7Aのガラス管ヒューズでした。
このコネクター接続ができるようにしていたため、あとはポン付けでした。
元のバッテリーより小さいため、開放バッテリーの時のチューブなどが緩衝材にして厚みをつくり固定しました。
効果はいかに( ^ω^)・・・
アイドリング時のウインカーは大丈夫。そのままブレーキランプと併用するとちょっと頼りないが、少し煽ると戻るという具合。
ブレーキランプは2023年8月13日のブログ掲載のとおり、既にLED化していますので、これが普通の電球だとちょっとしんどいかもしれません。
ウインカーもLEDにすると、今回のバッテリーレスキットで大丈夫でしょう。
また、追々対策してみようと思います。
これで、バッテリーを気にする必要がなくなりました。他のバイクも検討しようかなぁ・・・