ダックスは前回の理由でしばらくエンジンを弄っているところです。
46年前のバイクですからね。安定するまでもうしばらくお待ちください。
再び何ら変化があるまで、これまでに再生・改良・改造した部分のうちマフラーについて記録しておこうと思います。
3月に入手した当初はツチノコマフラーでした。
どうやら本来のマフラーでないようです。
しかも、固定が甘く、グラグラしていました。
(既にぐらぐらのツチノコマフラーが取り外された状態)
取り外したツチノコマフラーは無印で純正かどうかも不明です。
私のダックスは1976年のST50-VIIです。
それにツチノコマフラーと細い太鼓型のウインカーがついて、さらには本体の首と言える場所にHONDAと大きくステッカーが貼られた跡がありました。
どうも、ダックスがデビューした1969年発売開始当初のデザインに近づけようとしていたようです。
個人的には自分のダックスにはツチノコマフラーよりアップマフラーの方が好みです。
当時の純正マフラーを探してみたところ、もう出回っていないようで、中古を探すとボロボロの物が多く入手まで時間がかかりそうでした。
そこで、車体に合う時代の当時物で途中腐食折れのボロボロマフラーを入手しました。ただ、ボロボロでも遮熱版だけはメッキと塗装が残っていたので、それだけは使えるなという物でした。
遮熱版の細い部分が縦穴で、太い部分は黒系の塗装がしてあるタイプです。
マフラー本体は、ご覧の通り腐食でぽっきり。
遮熱版の裏も結構な錆でしたが、ボンスターで均して錆転換塗装スプレーを吹いておきました。
気が向いたらさらに綺麗にするかもしれません。
もう一つ、アメリカンダックスに使われていたであろう、純正のアップマフラーも入手しました。
遮熱版分部が全部丸穴で塗装のないタイプになります。
上の画像、マフラーの近くに大きなハンマーがありますが何に使ったかというと・・・
マフラー本体と遮熱版を固定しているプラスネジを外すためインパクトドライバーを叩くためでした。
大げさかもしれませんが、結構固着していました。
油を注して何度も叩いて、やっと外れました。
2つのマフラーは写真を見比べて、アメリカンダックスのマフラーの車体への取付は同じだろう、そして、遮熱版の取り付け部分も共通だろうと考えました。
入手したマフラーは見込んだどおり一致しました。
ボロボロのマフラーの遮熱版だけを、アメリカンダックスの遮熱版と交換して2個1にした状態で取り付けました。
エンジンに一番近い遮熱版だけ本来の型とは違うのですが、そこは丸穴でも良いかなぁという個人的主観でそのままにしています。
本来、遮熱版の穴はエンジン側から「たてたて」「たてたて」「まるまる」のはずですが、「まるまる」「たてたて」「まるまる」と欲動あるデザインへ変更しました。どうでもよいってか。
何度もこのブログで使われている右サイドのダックス画像・・右サイドなぜかこのシーンしか撮っていません。
再復活したら右サイドからも撮りたいと思います。それまでご容赦ください。
Amazonで探してみました
固着したネジ外しに大活躍した手動インパクトドライバー