1990年代のキャブレターが付いていた話は以前(4月28日ブログ)にしました。
その後、標準装備のキャブレターと同型番に近い純正品を入手したので分解清掃です。
中古でも結構綺麗だったのと希少なのか1万円越えへ・・結構な価格でした。
清掃は、順調に分解が進み、ジェット類をさらに分解しようとしたところで・・・
スロージェットに工具がかみ合う部分がありません!
スロージェットをペンチで左右に回しながら引っ張ると、外れました。
圧入されているだけでした。
こういうジェットもあるのですね。
圧入タイプのジェットは市販されているのを見たことがありませんので変更不可と見た方がよさそうです。
とりあえず清掃です。
某キャブレタークリーナーを使用したのですが、作業中は揮発溶剤が鼻につくし、汚れが少し残りました。
これ以上は擦らないと落ちません。
そこで、ヤマハのキャブレタークリーナーをかけてみました。
みるみる溶け出して落ちていきました。
恐るべし。
作業が10倍早く進む感じでしたのでお勧めです。
綺麗になったので、ジェットの番手など確認。
スロージェットが38番、メインジェットは72番。
こんなものでないでしょうか。
圧入のスロージェットは、果たして元に戻るのか?
金づちでトントン軽くたたくと入り無事固定されました。
メインジェットは普通にねじ込み式なので問題ないです。
事情あって(後に記録します)、このキャブレターで公道復活してみようと思います。
つづく。