水道設備を取り換えるといっても古家では水栓(蛇口)ぐらいなんですけどね。
新品の水道管に新品の水栓を付けることは難しいことでなく、古い水道管に水栓を取り付けるほうが難しいと感じています。
古い水道設備に新しい器具を付けるときに確認すべきことについて・・・先に答えを申しましょう。
必ず古い方の受け口を丁寧に綺麗にすることです。
これまで何度か水栓を取り換えてきて失敗することがなく高を括っていたのですが、この大阪マンション4号で挫折しかかりました。
水道関係は初めにユニットバスのカランを交換しました。
一見良さそうなのですが蛇口をひねるといたるところから水漏れする状態。
パーツ交換するより水栓丸ごとの方が安くなるので交換したのですが、何度チャレンジしても接続口のネジ切りの隙間からジターっと水が滲んでくる状態になりました。
7回も付け直して挫折しかけた時、受け口の奥にあった異物を入念に取り去り綺麗にしたら漏れがなくなりました。
これが5月のこと。それ以降、水栓取替がトラウマになりしばらく手を付けていませんでした。
そろそろ最後の仕上げで残すところこの部屋のリフォームを始めた頃に購入してあった他の水栓にも遅ればせながら取り替えることにしました。
案の定キッチンの混合栓も取り替えた時もジターと漏れてくる状態に、同様によく見ると水垢がパッキンについていました。
受け口の方を触ると石灰質のものが付着している状態でした。
それを爪や樹脂ヘラで擦り落とし付け直すとピタッと水漏れが無くなりました。
私、やっと気づきました。(;^ω^)
(このような場合はライトで照らしのぞき込みながら中を綺麗にします)
大阪マンション3号や札幌マンションまでの最初の頃はマニュアル通り、古い器具を外し受け口側を丁寧に掃除して新しい器具を取り付けていたのです。
いつの間にか先を急ぐあまり掃除をそこそこにして取り付けていたのでした。(/ω\)
既存の受け口を丁寧に綺麗にすることは大事です。
これで水漏れを起こさない状態に交換できる確率は9割以上を占めているのでないかと思いました。