八百万の森

やおよろずのもり キャンプ☆DIY☆いろいろ

ちん電「紫おん」で帰宅

阪堺電車の新型トラム車両の編成 第二弾の「紫おん」号にまだ乗っていないなぁっと

この春からトラムが天王寺浜寺駅前の全区間を走るようになった。
その「紫おん」号も投入され、さらに、ICカードが使えるようになった。

つくづく乗って試してみたいと思っていた。

新型車両の天王寺駅前駅発車時刻をみると18時35分、環状線天王寺駅に30分に着いたので、まだ間に合う。

「よしっ、乗る!」

足早に帰宅ラッシュの人混みを駆け抜け阪堺電車のりばへ急ぐ

おっとギリギリ間に合った

車両があずき色・・・「紫おん」号だ

早速に入口のICカードマークの機会に「イコカ」カードでタッチする。

ピッ!・・反応した

で、これでどうすの?って何もすることなく窓の外の街や隣を走る車を見ながら

隣にいた女子高生が友達と
「ちん電って”へっ”て思っていたけど、イイね。」
「昔のは怖かった」
この子たちも今回初なのかな?

途中の駅で乗って来た小さな子供2人連れのお母さん。
「初めて乗るね」と言いながら乗り込んできた。
子供たちに「カードをかざして」といってICカードを利用していた。

ICカードのボックスからは「カードをかざしてください」と喋っている。
「へぇ~、喋ってるよ」とお母さんは子供たちに気付かせる。

次の駅で外から子供の声が聞こえて来た。
「かっちょええ!かっちょええ!」
乗りはしなかったが、お父さんと一緒に見に来た子供だった。

新型トラム車両が天王寺区間まで走り出して2カ月経ったが、いまだ新風のアイドルのようだった。

さて、この車両の内装は第一弾目のトラム車両「茶ちゃ」号と変わりない。
窓が大きいので、流れる風景は良く見えて新鮮な感じがする。
対抗する古いちん電車両さえ斬新に見えてくる。

しばらく、つり革をもって立っていた。
ともいうのも満員、乗客も増えた感じがする。
途中、前の席が空いたので座ると、手持無沙汰となり、スマホでICカードの使い方が良かったのか検索してみた。

どうも南海バスと同じようだ。
降りるときは運賃箱に付いているICカードリーダーにかざせばOK

しばらくの間、日の暮れていく車窓を眺めていると淀川を越え堺市内へ、和菓子屋の看板などが見えて、ちん電で菓子めぐりしたいなぁっと妄想。

そうこうしているうちに松で覆われた浜寺公園が見えてきて終点の浜寺駅前に到着。
帰宅通勤なのに楽しかった

【追記】

イコカの利用明細をだしてみると

入場 HN天王  出場 HN浜寺

と記録されていました。ちゃんと路線記号HN(HaNkai)なっている