といってもお湯を沸かせてインスタントなコーヒーを入れようという企画
ステンレス製の軽量カップに銅線でタコ糸を芯として固定、芯は油面から5mm強がよい感じです。
最初は1芯でしてみましたが、火力が足りないので4芯にしてみました。これに伴い油温もあがりますが、ステンレスと金属製の五徳に熱が逃げ手で触れる温度でした。
発火点(200度以上)になりますとオイルから煙が出て発火します。そう、てんぷら火災と同じ状態です。そこまでいかないよう注意が必要です。
1時間ぐらいしますと沸騰というまではいかないもののいい感じのお湯になりましたので無事コーヒーを入れることができました。
沸かすのに時間がかかりますので実用的ではありませんが非常時には可能ということです。
てんぷら油を燃やすにしても、普通はこのようにオイルランプとして楽しむのが良いでしょな。
タコ糸芯ひとつですと容器は持てる程度の熱さですので大丈夫ですが下がビニールですので引っ付かないよう溶けないように念のため受け皿には水を張り置いております。
即席オイルランプ(ランタン)のアップ写真
銅線でなくてもアルミホイルを数回重ね折してある程度の厚みを設け、これに穴を開けてタコ糸を通して固定しても使えましたよ。
<参考:てんぷら油を灯りとするための道具>
ひょうそく、たんころ、透明皿などの道具でこのようにてんぷら油(植物油)を灯りとしていた時代があったわけですが、今でも雰囲気を楽しむために海外輸入品や陶芸ショップなどで入手できます。