7月29日(火)、「日本館」の予約が取れましたので、再び万博会場へ足を運びました。
日本館は、予習して現地で実際に体験すると、より理解が深まるようです。
- 日本館に到着
- 廊下
- 「ごみは、いのちのはじまりだ」
- 「日本館、ただいまお食事中」
- 水盤
- 火星の石
- ハローキティ解説大全集(日本館)← 勝手に命名
- 「おみやげに「循環」をどうぞ」(ブレ画像失礼)
- 「やわらかなギャラリー」
- 本物バイオガスプラント!
定点観測からです。
東ゲートの18時30分過ぎ、来場者が多くなりました!

以前は、2番分しか開いていなかったセキュリティも、14番まで開いています。
夏の通期パス稼働と日中の暑さを避け、夜へシフトする方が増えたせいでしょうか?
それでも帰宅途中と思われるおひとり様が多いです。

会場内の夜間も以前の土日のようです。ミャクミャクに挨拶をしつつ奥へ進みます。
この日は日本館だけの予定です。
日本館に到着
夜は、先着入場も受け付けていて長蛇の列です。予約入場の入り口がわからないほどでしたので、先着入場の係の人に聞いて教えてもらいました。
早速QRコードをスキャンしてもらい入館!
廊下
入館直後のサイネージに「そこには、何がある?」と、先に続く杉板の集成板が並ぶ回廊の先に何があるのか?さらに心を増強させました。

いやぁ、長い。
後で思うに、これも演出の内だったようです。

安易には、先着入場の列もここに並ばせて、先で入場制限をとることができたと思うのですが、それをあえてしていないところが、すでに重要な展示の一つなのでしょう。
ようやく屋根のある建屋の入り口です。
「ごみは、いのちのはじまりだ」

いきなり、会場内の「ごみ」の乗ったベルトコンベア。
工場内をイメージしたつくりのようです。

タンクがいっぱい、これらに照明の点滅によるアートが重なりました。
一般の工場夜景も好きな方ですが、これは意図して創ってあるので、さらに綺麗でした。

「日本館、ただいまお食事中」

微生物のはたらきで分解するということでした。
まぁ、想定内です。

微生物といえば、こうじ菌を代表的に展示してありました。
こうじ菌のそれぞれの食品になったときの立体模型。
熟成度や甘辛さで形の特徴があるそうです。

ここが折り返しポイントなのでしょう。
水盤
生ごみに含まれる水を微生物で浄化してできた水盤とのこと。
中央の水場です。写真でしか見ていませんで、杉板壁と水際の細い廊下を歩くのかと思いきや、3mほどあって実際は予想以上の幅でした。
この写真も、人が歩く横からとるから細く見えちゃいますが、実際は通りやすい幅です。

杉板と水辺の間を行く観覧者らが行く風景は調和をなして美しく感じます。この館のテーマをイメージしたつくりなのでしょう。
たぶん、ここに人がいなければ殺風景な幾何学的模様に終わります。
火星の石
「ポチッとな」

ではありません。
火星の石の断片に触れます。
しかし、薄い板は何の感触もありません💦
それより、南極観測隊が見つけた火星隕石、結構大きいものでびっくりしました。

火星の石には、「水が存在することが明らかに」と説明がありました。
立て看板はボケちゃいましたが、「火星の石」観覧証明書をもらいました。

「見えないものを、つなぐ」

ハローキティ解説大全集(日本館)← 勝手に命名
色々な藻類になったハローキティが展示、写真に納まりきりませんでした。

説明書だけ全部撮ってきました。
※各解説画像はクリックで少しだけ拡大
(その1)

(その2)

(その3)

(その4)

(その5)

(その6)

(その7)

(その8)

何がお好みか?後で皆に聞くことにしました。
私は、「マコンブ」推しです。
現物写真がセンターになっているでしょ💦
その、藻類がいろいろと有効に使えるという話です。

- 藻類が吸収するCO2の量は杉の14倍
- 藻類が生産できるオイルの量はひまわりの14倍
- 藻類が生産できるタンパク質の量は大豆の36倍
- 同じ量の水で藻類が生み出すたんぱく質の量は牛肉の50倍
いずれも高効率ということでした。
そして、極めつけは藻のカーテン

藻の水が通り抜けるチューブです。
意味は分かりません💦

水質悪化と水質改善の両イメージがある藻類ですが、使いようには日本館での説明にある活用が狙えるのですね。
「おみやげに「循環」をどうぞ」(ブレ画像失礼)

ごみを分解してできた材料で、新たな製品ができるファクトリーのイメージです。
ほぼ自動化されたファクトリーで人は監視しているというシチュエーションでした。
見た感じ液体材料から立体プリンタでスツール(椅子)を作っているようです。

「やわらかなギャラリー」

日本釘は、柔らかくしなやかに作られていることで、硬い木目の間も曲がりながら入って留まるというしくみ。

やわらかく作ることで、受け継ぐ…など、多数事例の説明展示でした。

最後にやわらかくなって、「さよなら」じゃなく、「いつかまた」の看板で館内展示は終わりでした。
本物バイオガスプラント!
館外では、しばらく入館時同様の回廊が続きます。
途中、こうした説明が…

本物のバイオガスプラントでした!!
予約の選択肢にある「バイオガスツアー」というのは、こうしたところに行けるツアーのようです。

まさに本物の工場夜景です。
杉板からの隙間からは大屋根の上にお月さまが見えていました。

日暮れ時期から夜になり、30分ぐらい居ました。
ヘルメットいらずのおしゃれな工場見学のようで、短時間の間に「循環」をテーマにずいぶんと勉強になりましたよ。
Amazonで探してみました
この時期、日中は必須です
