大阪マンション5号は、ヤニ意外は問題ないように整っていますが、触り始めるとはめ込んだだけとか、仮修復程度のところが出てくるなど五月雨式なボロさの物件でした。長期間使用したものでは当たり前ですが、まぁ多い方かもしれません。それもあるだろうと承知で購入していますが予想以上にありました。
家具の裏に隠れていたカビ壁や、水漏れ補修周辺の未処理部分、ドアもそのうちの一つです。
ドアの不具合は「五月雨的に何かあるなぁ」と、当初から見込んでいたため、今まで手をつけずにいましたが、徐々に修復箇所も無くなってきましたので、次のボスキャラに対向すべく修復にかかります。触り始めて結局、次の不具合がありました。
- 何故かクラフトテープがいっぱい貼ってある
- 押縁が少し外れかかっている
- ドア下部の一部欠損
- ドアの下が擦っている・ドアの歪み・ヒンジの歪み
- 小口テープの欠損
- テープの剥がれ
- ドアストライクなどのネジがない
修復作業開始
まずは、クラフトテープだらけのドアからです。
押縁が外れてきており何とかしようとした跡のようです。
テープ剥しにかかりました。シール剥がし剤を塗りながらの作業は1時間以上格闘の結果、綺麗になりました。テープ地獄の大阪マンション4号に比べれば楽勝です。
それをしているうちにわかったのですが、押縁は少しだけでなく全体にわたってダメでした。
押縁を一つ外すと、四隅すべてが外れて中央の鏡板まで外れそうになりました。
懸念していた五月雨式崩壊です。見た目大丈夫そうでも触れると「ダメだこりゃ!」です。
原因ですが押縁を固定していた釘が錆で欠損していました。同じマンションの禁煙室では、そのような現象がみられませんのでタバコの影響があるのかなぁと思います。
押縁の固定は目立たない小さくて細いビス(木ネジ)があります。今回はそれを打ち直すことにしました。
ビス打ちで固定が完了したドアです。綺麗に仕上がっているでしょう。
近くに寄るとビスが見えますが違和感なく溶け込んでいます。
さすがは建具用のビス。
結局鏡板のある扉3枚の必要な箇所にビスを入れました。
ビス入れした押縁以外も全体的にビスを打っておいた方が良いかもしれませんが、今後時間があれば対応することにしました。
ドアの修理はまだまだ続きます。
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