息子のスーパーカブ カスタム 1996年のパワー感がなくなったというのです。
いつもの坂道で普段より一速落とさないと登らないとか・・・
そのような状態で半年がたちました。
先日オイル交換した際に、オイルが少ししか出てこず、ポタポタ状態となりました。
オイルを入れる口のキャップを外し忘れていました。
しかし!
普通なら、オイルキャップを外し忘れていても、少し出が悪くなるだけでポタポタ状態まではならないはず。
推測するにブローバイホースの詰まり。
とうことで、確認することにしました。
ブローバイホースを抜いてみようと思い、バッテリーケースを外してエンジンとホースの付け根部分を覗いてみました。
実は、これを確認している時に、前回のブログに掲載したバッテリーの粉フキ不具合も発見したわけです。
話を元に戻しまして、ホースの位置は奥まったところにあり、写真撮影しにくい状況でしたので、動画で撮りました。
動画の要所要所をキャプチャーで載せます。
まずは、いきなりバッテリーケースを外したところです。
真ん中に奥にフレームのパイプ部分が貫通してフェンダーに溶接されている部分が見えます。
少し寄ったところをキャプチャーしました。
パイプの奥側下方の前方でブローバイホースがエンジンに刺さっているはず
パイプの奥へ回り込んで下側前方にカメラを向けるとありました。
ホースが刺さっているところがありましたが・・・
参ったなぁ。
エンジンとフレームの間付近の隙間にチューブが刺さり脱着が難しそうです。
手探りで引っこ抜いて嵌めるということも考えましたが、さらに容易な方法で、手元にあったパーツクリーナーをホースに突っ込んで洗浄してみることにしました。
クリーナー剤が中に入りエンジンオイルと混ざると、オイルの性能ダウンになって悪影響が出てきそうですので、様子を見ながら注意して行いました。
なるべくエンジン内に洗浄液が入り込まないようオイルフィラーは閉めたままエンジン内の圧を保ったまま洗浄剤が不必要に中に入るのを防ぐのを期待しつつ行いました。
一発目、なんだかクリーナーの先がチューブに入りにくいので洗浄剤を吹き付けながら押し込んでいくとポンッ!プシューという良い音がしました。
同時に泥土とともに黒い塊が飛び出してきました。
さらに、何度かプシューとしたところ塊が出てこなくなくなりましたのでエンジンをかけて試走してもらうことにしました。
エンジンを始動するなり、音が違います。
野太くなって回りが軽やかな感じです。
その後試走すると、登坂でパワーダウンする前の状態に戻ったとのこと。
本当かなぁ?
パワーダウンの原因判明、解消です~。では、Goodボタン。ちがうYoutubeでなかった。
今後、点検時にブローバイホースの貫通確認をしてみようと思います。これだけでパワーダウンはもったいないですからね。
(補足)
スーパーカブ カスタム(各目のカブ) 1996年のものですが、ブローバイホースは開放型、エンジンの接続口から30cmぐらいで車体したから大気へ開放されている物です。
新しいカブはブローバイガスをキャブレター前に戻す仕組みが付くので、さらに詰まりやすいかもしれません。時々クリーニングした方がよさそうです。
(追記)
たぶん額などを吊るすための太さ1mmのステンレスワイヤーがあったので、ブローバイホースに差し込んで貫通しているかを確認しました。
すると30cmぐらいスルスルと入り、ゴツンと何かに当たり、その先は進まず。ワイヤーを抜き取ってみると先端にオイルが付いた状態で戻ってきました。
状況からして貫通していると思います。
もう一つ、空気入れのエアをホースから吹き込んで、緩めたオイルキャップからエアが噴き出してくるかを確認しても良かったかもしれませんが、手元のポンプの先がホースに合わず難しい。
Amazonで探してみました
今回も使いましたコーナンの小さい方:取り回しが良いので