八百万の森

やおよろずのもり キャンプ☆DIY☆いろいろ

モンキー50 走り出し調整:純正と中華キャブレター取り換えたり燃調弄ったり

モンキーのキャブレター(PA03C:メインジェット交換できないタイプ)を清掃し、走り出してみました。

ジェットニードルの5段のうち上から2段目、中高回転は良い感じになってきたが、アイドリングからの加速出だしがワンテンポ遅いし、鈍い。

(和歌山 日の岬付近で調整。小さいのでトランスポーターしやすい。)

景色が良いのでもう一カット。

話を戻しまして

ジェットニードルを標準の3段目にしてみると、完全に被ります。

そして、明らかに純正キャブレターのスロー系が怪しい。

パワーフィルターにしてみたものの、回転は上がるものの、アイドルから出だしの感じは濃い感じのままで、あまり変わりませんでした。

これで最善に調整してもダメでした。

アイドリング域がダメです。被ってしまいます。そのせいでスロットルオフのままでは始動しません。少し開けながらでないと始動しません。

プラグの焼け具合が物がったっています。

一部で良くて一部で被っている感じです。

しょうがない、安価な中華キャブレターと思うものをテスト用に調達してみました。

田中商会のPA03P[C]相当キャブです。

こちらの中華キャブはメインジェットだけ変更可能です。

一発始動、アイドリング良し、夏場はスロットルを開けていくと被り気味かもという評価のキャブレターです。

この辺りは息子がセッティングして試したのですが、一発始動、アイドリング良しとのこと、でも回転を上げるとやっぱりかぶり気味とのこと。

評価どおりです。

このキャブレターは、そのままだとパワーフィルター仕様か、ボアアップしたものでちょうどいい燃調になるような気がします。

何はともあれキャブレター次第ということが分かりました。

その夜、純正キャブレターを総点検。

エアスクリューの先にワッシャとオーリングが付いていました。

カブのキャブレターで、付いているのを見かけたことがあるのですが、この頃のモンキーにも必要かという疑問が湧いてきました。

パーツリストを見ても付いている感じでない。

とすると、要らない部品が付いている可能性・・・

この部品が付くことで、スクリューの位置は1mmぐらい浅くねじ込まれることになる。

次の日、息子が純正キャブに取り替えて、オーリングなしで試してみたところ、一発始動し、アイドリングも安定するとのこと。

しかし、好調だったが次第に調子をくずしたとのこと。

・・・?なぜ~

次の日、秋以降の気候を考えて、少し標高の高いところでと、800mぐらいの山に登った駐車場?空き地?で調整。

(和泉葛城山にて)

調子が変化するので手ごわいキャブと思いつつ、いろいろした挙句に、発見!

キャブキャップ手で触るとくるりん♪

えっ!

緩んでいるじゃありませんか。

締めなおして、試走してもらうと、全般にわたり良くなったとのこと。

アイドリングもエアスクリュー規定値を少しずらしたところがベストで安定します。

プラグの焼け具合は、若干焼け気味となりました。

これで何とかキャブレターのトラブルシューティングがほぼ完了。

やっと微調整ができます。

いつの間にか5555.5kmを過ぎていました。

この距離計何周したのだろうか。中古なのでわかりません。

純正キャブの不具合結果

キャブのエアスクリューに付いていたワッシャーオーリングが不要だった。

これにより、エア調整がダメダメだったわけです。

これも廃車にされた原因かもしれないなぁと思ったりする。

(妄想)

  1. 不調トラブル
  2. キャブ清掃
  3. 組み上げの際、交換ガスケットセットに付いていたOリングを要らないとは知らずにエアスクリュー付ける
  4. やっぱり不調・・壊れたか?・・ポイ

(妄想終わり)

エアスクリューに付いていた要らないOリングのせいで不調とは、Oリングが付いているのとそうでないキャブがあるので、どっちが正解?と気になっていたところですが、要る要らない仕様の双方キャブがあることが分かりました。

これからは、どっちかわからない場合、付けてみて、不調なら取ってみることにしようと思う。

今回付けた状態では、締めて止まったところから1回転半戻したところが基準であるところ、3回転以上回しても変わらずでしたので。

それが、トラブルシューティング後は、1回転半と少し過ぎたあたりがベストな感じで、それ以上緩めるとエアが入りすぎてアイドリングダウンするようになりました。

正常なエア調整ができる状態になりました。

そしてこのキャブレターは、エア調整で、アイドリングから高回転までスムーズさが変わるので、全域に影響しやすいタイプなんだとわかりました。

現時点で少し焼け気味です。

ジェットニードルは、上から2段のまま、パワーフィルターも付けたままにしているので、純正に戻してみようと思います。

スロットル全開にすると、ビュイーンと8000回転以上まで回ります。

メーターの表示は3速50km迄、これ以上はこのバイクのレットゾーンという感じです。

7500~8000回転強で50kmでるので、エンジンの調子は悪くないです。

ここまで回すと振動が多くて常用できませんが(;^ω^)

50ccでノーマルと思うセッティングの3速ロータリーミッションです。

今まで4速ばかりでしたので3速お初になります。

累積に幹線道路などでの遠出は辛いと思いますが、こまごました街中を探検するには小さくて最適な感じです。

amazonで探してみました
楽天市場で探しました