栃木から連れてきた スーパーカブ50 SDX 1982年式の復旧メンテナンスはまだまだ続きます。
タイヤも新品になったので、走行し放題といいたいところですが、気になることが2つ。
- キャブレターのエアバルブは右に回して止まるところまで閉の状態で良い感じ。左に半周も回したらエア過多な感じでストールしてきます。
- 走行直後に数滴ポタポタ何か液体が落ちます。
走行直後のポタポタをみるとすぐに乾きます。どうもキャブレターあたりから滲んでいるような感じです。
キャブレター外装を綺麗にパーツクリーナーで洗っても、すぐに赤茶けてくるのです。
エンジンオイルのような粘性はありません。
燃料の減り方が距離の割に早いです。
やはり燃料が漏れているようです。
バイクに近づくと結構ガソリン臭いです。火気厳禁!
(この経験で駐輪場で燃料漏れしているバイクの判断が付くようになりました)
場所はキャブレター下部のようです。
やはりキャブレターの中を弄らないといけないようです。
これら2番疑念以外に、1番の調整疑念もあるからキャブレターを外してみるか・・・
キャブレターを外す手順記録:初めてなので記録!!
- ガソリンが3分の1残っていたので、家族のカブタンクに移しました。
(手動の給油ポンプを使用) - カウルは家族のカブを外した時と同じく簡単に外れました。
- キャブレターに付いているパイプ類を外しました。
(ホースがカチコチです。交換必要と判断しました。) - アクスルワイヤー、チョークワイヤーの固定部分を緩めて外しました。
(縦キャブ直後の横キャブ?と思われ、キャブ後期と違い、アクスルワイヤーも自転車のブレーキワイヤーな感じで固定されています) - キャブレターは、エアクリーナーボックスの4つのネジを外してボックスから、キャブレターのインテーク側のボルト2本(結構軽く留められていた)を緩めて抜くと外れました。
1982年式のカブ50SDXのキャブは、その前後時代のキャブとかたちが異なっています。よく見かけるPVキャブでなく、ダイアフラムが付いているCVキャブというものらしいです。
外したキャブレターは家に持ち帰ってメンテナンスすることにしました。
キャブも簡単に外れ、やはりカブは整備性が良いとつくづく思います。