八百万の森

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スーパーカブ50 SDX キックのオイルシールとオイル交換

スーパーカブ50 SDX は、10年以上もの間、使っていなかったようです。

オイルもその時のまま、ということで早々に交換しました。

ついでに、キックのオイルシールもカブ定番のオイル漏れがおきているので取り替えました。

キックのオイルシール交換

方法は、5月30日の「スーパーカブ キックのオイルシール交換」をブログをご覧ください。

5月に家族のカブのオイルシールを付け替えた後で知ったフックという道具を今回は使いましたが、まだ使い方やコツをわかっていませんで少し苦戦しました。

他の方のを見ると軸側から差し込んで外向けに引っ掛けて引き抜いているようです。

次回はそのように試してみたいと思います。

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古いオイルシールを観察していると、中心にはバネが入っていました。

オイル交換

オイル交換に使うドレインは真下に向いたM12で17mmのレンチが合うボルトです。近くに斜め下に向いた小さめのボルトがありますが、これはカムチェーンテンショナーをメンテするときのボルトなので外しません。

実は、このカブ、パッキンがされていませんでした。

ダメです。

オイル交換は定期的にしていたようですが、この辺りはだいたいだったようです(;^ω^)

そのため、少しずつオイルが滲んでいる状態でした。

(写真はオイル交換後)f:id:moriju:20210725132057j:plain

真っ黒でさらりとしたオイルが出てきました。

古くなると粘り気がなくなり水同様にポタポタ落ちます。

今回は廃油ボックスを使いました。

カブのオイル容量からすると、廃油ボックスの中の素材は半分で良さそうです。

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使う前に、中の素材を半分だけ抜き取って次の廃油時に使うことにしました。

ケチですねぇ。

5個セットで購入したドレインパッキン(アルミ)があるので大盤振る舞いです。

といっても、2回は使えます。何度も使って潰れすぎるとドレインボルトに絡み取れなくなりますし、油漏れしやすくなります。

新しいオイルは モノタロウ バイク用汎用4サイクルエンジンオイルにしました。試し走りしてすぐに交換するので良質ながらも安価なものでよいです。つまり、フラッシングです。

正常になった灯火類と、オイル管理もできる状態となったことから、公道を走れる状態となりました。

\(^o^)/

公道を走ってみました

優しく加速し、結構スピードがのるような感じがしますが、スピードは抑え気味に運転して帰ってきました。

1995年のスーパーカブ50 カスタム よりマイルドで静かな印象です。

タイヤに細かなひびが多々あるので穏やかに運転しました。慣らしにはちょうど良いでしょう。

フラッシングと添加剤

結局、数十キロ走ってから、オイルを入れ替えました。

案の定、フラッシング代わりのオイルも真っ黒!

再度モノタロウオイルを入れて、エンジンを回したあと、オイルチェックをしてみると、黒くはなりませんので、添加剤のZOILを入れてOKとしました。

ZOILを入れると、ソフトな感触だったミッションもカチッと固くなり、柔らかいイメージが消えます。明らかに良く回ります。この現象は、家族のカブでも同様でしたので、何か効いているのでしょう。

安心して走るにはまだまだメンテするところがあります。つづく。

amazonで探してみました

 2.5L廃油ボックス

 使用中のドレインパッキン

 1回の交換あたり半分で良い感じです