八百万の森

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スーパーカブ50 SDX 電気系統のメンテナンス☆一筋縄では完了しません!

灯火類が正常でなければ整備不良で公道を走れません。

ということで、電気系統をメンテナンスしてみます。

スーパーカブ SDX は、セルの有無が選択できる車種です。セルありは12V車で、セルなしは6V車の仕様です。

私のはセルなしで6V車です。

まずバッテリーが劣化していましたので新調しました。

バッテリーの種類は、6N4-2A-4 です。

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6V車は、開放型バッテリーが通常です。

懐かしいですねぇ。6Vの開放型バッテリーって、今や種類が少なくてやや高価。

6V環境は、電気的に負担をかけるときが多く、密閉型バッテリーでは、その負担をカバーしきれず壊れやすいので、開放型バッテリ―となっているようです。

開放型バッテリーを使えるまでの準備
  1. 排気口の赤いキャップを外す
  2. 黄色いキャップ3つを外す
  3. 付属の希塩酸を3つそれぞれの層にUPPERの線まで入れる
    (傾けると排気口から液が漏れることがあるので要注意)
  4. 黄色いキャップを閉める(10円玉で漏れないぐらいに締める)
  5. 充電器に繋ぎ、通常充電する(12時間)・・・準備完了

バッテリーは懐中電灯などで透かすと液面が分かりやすいです。

また、年代物懐中電灯が出てきましたヨ!

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6Vバッテリーも充電できる充電器も新たに新調。12Vも可能で、サルフェーション除去付き星乃充電器です。

充電が済んだら、バッテリーをスーパーカブに取り付けます。

バッテリーケースの上方にあるボルト1本を外すと、バッテリーを固定している金具が取り外せます。

ギボシが逆って多いよ

古いバッテリーを取り外して端子を確認すると、新しいバッテリーとマイナス側のギボシがオスメス逆でした。

ここは、手元にあるギボシと配線で逆にする変換コードを作りました。

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こういうのは、この手のバッテリーにあるあるです。

どちらがどのギボシという決まった規格はないようです。

ウインカーの不具合対応

新しいバッテリーを付けて灯火類をチェックすると、左ウインカーは正常だが、リアの右ウインカーが、うっすら光る状態。

むむッ!これは・・・12Vでは、、

・・・思った通り

リアの右ウインカーだけ12V電球がセットされていました。

( ^ω^)・・・ホームセンターへ行って6V電球を調達。

交換すると、それでも右ウインカーは弱弱しく点灯し止まる状態。

エレクトロブザー付きなのでピーピーとなりますが、それも弱弱しい。

バッテリーは新品で、片方は正常で片方はダメというと・・・

ウインカーリレーが故障ということでしょう。

元から付いていたウインカーリレー MITSUBA 6.4V 90c/m 8Wx2+3W

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  • 90c/mは、1分間に90回点滅
  • 8Wx2+3Wは、ウインカー電球8W x 前後合計で2個 + 3Wのエレクトロンブザー

という仕様上の意味だそうです。

6Vのウインカーリレーって、私の経験上、放置していても自然に壊れる印象です。以前のバイクも6Vでしたが例に漏れず。

でも、信頼のMITSUBA製、新調も現在の同仕様のものにしました。

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新しいリレー付属のゴムは向きが90度のひねりが無かったのですが、取付できました。

元気にウインカーが点滅する状態になりました\(^o^)/

他の灯火類も一通り点灯するようです。

メンテナンスはつづく。

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